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「大凡邦家の御大挙は公明正大・・・」 勝海舟 『まがきの茨の記』より

 大凡邦家の御大挙は公明正大ならざれば衆心を服するに足らず、公明正大の御挙を用いられむに、なんぞや、公然と議せられざる。

   いったいに、国家の重大事は、これを公明正大に行うのでなければ、大衆を心服させるわけにはいかない。公明正大に行うとあらば、どうして、公然と相議されないのであろうか   

 将軍家の後継問題について、二派に分かれ徒党を組み官吏を動かしたり、密勅を使ったり、秘密会議を行ったりする。公明正大に行わないから、事態を悪化させ、人々から容れられない事態となる。

日本名言辞典 (1969年)
 密室会議による決議は、現代も続いており、自民党がよくやっていたあれである。そして、民主党も、密室会議で、連立体制を決めている。勝海舟先生が生きておられたら、「お前等は徳川慶喜公の時代から進歩せんのか」と叱られそうである。

 実際、人間、政治家というのは、明治時代から肝腎な部分は成長してこなかったのかも知れない。
でなければ、100年前に失敗している事を、反省もなく未だに続けて居るはずない。
ただ、それを声を大にして言う人間が、政界にいないだけだ。
派閥徒党を組んだり、秘密会議を料亭で行ったり、官僚を動かしたり・・・

 100年前は、その失敗の結果、大政奉還により、幕府体制が滅んだ。
平成維新でもおこる予兆であろうか。仮におこされるにしても、暴力を伴う維新は愚かで、
他国につけいる隙を与える。道州制へ移行し、首長に優れた人財を据えて、安定した政治を行ってもらうのが、ベストな維新だろう。

 しかし、人材の育成がどこまで進んでいるのか。そこも不安だ。
首長の権限を行使する人間が、現体制で権力を行使している人間であれば、
同じ事を繰り返すだけである。幾ら維新しても、中身から変革しなくては無意味。

 国民の政治眼が問われるが、地方であればあるほど、土着の勢力という物に縛られ、
自分の目で政治家を取捨選択できる力量は育ちづらい。考えなくても、候補は決まっていたからである。その弊害が起こらなければよいのだが・・・

 「政治家」と「政治屋・御用聞き」は違う。しかし、肩書きの威光は人の目をくらます。

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tag : 勝海舟 密室政治 徒党 派閥 密勅 公明正大 維新

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