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「学は、人たる所以を学ぶなり」 吉田松陰 松下村塾記より

 余曰く、「学は、人たる所以を学ぶなり。(中略)抑ゝ人の最も重しとする所のものは、君臣の義なり。国の最も大なりとする所のものは、華夷の弁なり(後略)」と。

 私はいう、「学問は人が人である、そのいわれを学ぶものである。(中略)大体、人にとって最も大事なのは、君臣の義、つまり君主と家臣の間が正しい道である。国家にとって最も大事なものは、華夷の弁、すなわち我が国と他国との別れるいわれ、つまり違いを認識することである。」と。


吉田松陰名語録―人間を磨く百三十の名言
 人が人であること。此を学ぶ事は、当然であるのに、学ぶ場所が提供されていなかったり、
教える人物が周囲にいなかったり、学びづらく、識りがたい。
誤ったというと語弊があるが、まぁ、世間的にカルトと扱われる分野の人間学を学ぶと、
その方針が経世済民ではなく別の目的である事に気がつかず、
大悟もしていない一般教徒が「教えを広めること」=「善をなす」と思い、それに傾倒する。

 人間学というのは、学ぶにはリスクがあり、出会いと運も大切である。
常に、吉田松陰に出会えるとは限らないし、吉田松陰がその人物にとって相応しい師であるかも分からない。

 「君臣の義」
君主と臣下の義、これは民主国家においては不要であろうか。
実は、民主国家とはいえ、現体制として封建国家に見えなくもない。

 臣下というのは、後援会や利権団体と官僚。君主は、各選挙区の代表である政治家。
この義が正常に為されていれば、異常をきたさないが、暗君の宦官に支配された体制になっている事が見られる。
その暗君は、足下についての関心は深いが、外の国に対する関心は薄れていく。
そうすれば、他国よりみれば国家の弱体化→首脳部の傀儡化が容易。
つまり義が欠けると、内患となりうる。

 「華夷の弁」
 自国と他国の違いを正しく認識する。
自国のためと言って、他国と取引する場合は、十分に注意しなくてはならない。
それは、他国の戦略の内に組み込まれている恐れがあるからだ。
私は、日本の独立を保つことがとても大切な事だと思う。
幕末、第二次大戦、と列強に浸食される恐れがあった。
しかし、其の時代で、気骨有る人物が居たためになんとか防いできた。

 自国の独立はそれほど大切か。国民にどんな被害があるのか。
分かりやすく説明すると、日本語が使えなくなる。各国の領土争いの土壌として、日本の地が利用される。日本人の優秀な人材が、抹殺されるか海外へ流出する。こうした弊害が起こる可能性を秘めている。
なにより、これまで私達のご先祖様が日本人という民族を守ってきた事実を無に帰してしまう。

 こういった価値観は、個人毎に感じ方が違うので、正解というのはない。
私の考え方と危険性の指摘は上記である。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 私は、人が人であること学ぶために、世間的には右翼、昭和の裏宰相とも呼ばれている、安岡正篤先生の考え方に共感し、その示された学を学んできた。しかし、その使い道を、他国の侵略、政治の謀略に役立てようとは思わない。しかし、私の学んだ学問は、利用の仕方によっては、そういう悪用も出来てしまう。その危険性も踏まえているからこそ、偏らぬように他にも人間学の分野を広げている。
安岡正篤先生が、悪名もある先生だが、「学んだこと」を「活学」する「志」が「私心無い」物でなければ、それは偽物であると喝破されている。この四つを守らないで、学問をする事は、善導を邪道に踏み入る事と勘違いを起こす原因だと思う。

 私の私淑する安岡先生は上記の様な認識をされる事もある。真田昌幸公は、「表裏比興の者」という言葉が残っている。勝海舟先生は、「幕府を売った奸臣」とも揶揄された時期があった。皆、一癖も二癖もある人物ばかりである。

 しかし、こういった人物から人間学を学ぶと、自分が見抜くことの出来る人の才覚の幅が広がり、自分さえしっかりとしていれば、悪い噂や良からぬ考え方を持つ人間を矯正せずとも、無意識的に経世済民の仕事をさせることが出来る様になる。別に、自分の信者にする必要もないし、教えを説く必要が無い。自然の流れの中でそれが行われていく。(人物が活かされていく)

 ただ、そういう物を深く学ぶには、様々な人間と交わり、歴史上からも探し出す時間が必要だ。
そして、勉強したからと言って、それが世のためになる保証も無い。
でも、私の場合は、そういう事しか思いつかなかったので、信じて9年間続けて居る。

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tag : 人間学 吉田松陰 日本の独立 学び 安岡正篤

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