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道理と損得 論語より

老先生の教え。
教養人は道理を理解し、知識人は損得を理解する。


論語 (講談社学術文庫)論語 (講談社学術文庫)

原発事故後の対応を見ていると、孔子の言葉は明らかである。

知識人、つまり「原発を継続するか」「原発を継続するにはどうするか」と考えているのは知識人である。
原発を使用する前提で物を発想している。
悪ければ、その利権を守ろうとしたり、代替案や危険性を隠蔽してまで、「今ある形」を維持しようとする。
または、「原発反対」によって立場や利権を得ている人々も同類といえる。

君子である教養人は「人類の手に余る技術であること」と「核廃棄物は自分達の世代だけでは害を0にできない」という点に着目し、それの継続自体を避ける道を採ると思う。
生態系や地球そのものに決定的なダメージを与えうる物は、「君子危うきに近寄らず」で避けて通るだろう。

その為の方策として、現在の利便を縮小し、あえて不便な世の中で暮らすことを受け入れて、自然エネルギーのみで暮らせる自然と調和した文明へ方向転換したり。
自然エネルギーへ移行するまでの間、代替エネルギーとして現在の一部発電技術を継続し、早い段階で恒久的な自然エネルギー発電で暮らせる世の中を作るとか。
現在、自然とのバランスの中で過剰な部分や無駄と思われる部分を、文明レベルで見直しを図るとか。
そういった方向に観ていくのではないだろうか。

今の技術力では手に余る物。子供たちの世代への負担を見込んだ上で現在を豊かに暮らそうとする思考。
そうしたものは、道理から外れていると思う。
利害でとやかくやるのは、自分のことだけしか考えていない、人類はおろか地球自体や将来の子孫まで犠牲にする恥知らずな行為だと思うのだ。
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theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 論語 孔子

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