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就職の方法 論語より

門人の子張が、就職の方法について教えていただきたいと願いでたことがあった。
老先生はこう諭された。
「多く学習し疑問点を解き、その他の確かであることについても慎重に発言すれば、まず過ちが少ない。
多く経験して不安な点を除き、その他の確かであることについても慎重に行動すれば、まず過ちが少ない。
発言に過ちが少なく、行動に過ちが少なければ〔世はその人を信頼し招聘するので〕、就職は自然と定まる。」と。


論語 (講談社学術文庫)

ここでの就職という意味は、政治の世界に招かれるという意味合いのようだが、
現代の学校での学習、言論活動、就職活動や仕事の仕方でも同じことが言えるかもしれない。

多くの知識を得て、疑問に思うところを明らかにして、正しいと思われることも、誤解や語弊を生まぬように気をつけて発言する。
多くの経験と失敗をして、あらゆるケースに対応できるようにして、確実だとされていることでも、落としがないように行動する。

これの繰り返しの結果、言動の精度が高まり、「任せてみよう」とか「この人に頼もう」という結果を生む。

就職活動の流れとして、書類選考、試験、面接といった手順が多いだろうか。
そこで、孔子の仰るやり方をどう発揮するのか。
書類選考では、その業界の勉強をして、自分がどの様な立ち位置で、いかなる長所を発揮し、企業と社会に貢献するかをハッキリさせて履歴書を記入する。
試験のことは、私は不得意なので述べる権利がない。(苦笑)
面接では、応対の態度や言葉選びを、これまでの経験と失敗を活かして慎重に行い、「面接官の方が詳しい」という姿勢を失わずに、求められたことには必要なだけ答え、履歴書に述べた事をさらに深く伝える。

こんな感じに活用できるのではないだろうか。
ただ、知識に偏重し人間味の部分をないがしろにしては、チームワークの発揮を疑われるので、
人間学のような人間研究の成果も活かした方がバランスがとれると思う。
ただ、面接官を評価するような言動は、ここでは慎むべきだろう。
面接官を観ていて、後ろ側にある企業としての全貌が垣間見えてしまった場合は、当日中にご自体申し上げるのが筋だと思う。
その場で、思ったことを言うのは、礼を失する行為だ。

危うきには近づかず。
分限をわきまえた言動。
これが大切だと思う。
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theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 人間学 就職活動 面接 履歴書

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