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【日記】 彼岸 ~ご先祖様の贈り物~

私の祖父は長野県のとある村で産まれた。
その村には温泉があり、子供の頃より家族に連れられて訪れていた。

或る時、道端の林の奥にある墓地群を見せられた。
古い石仏や墓石には私の苗字が掘られており、かなり古いものだということは分かった。
父が曰く、そこが私のご先祖様たちが眠る墓所なのだという。

時は流れ、大人になってもその墓所の存在は忘れられないでいた。
丁度お彼岸でもあるし、市内の墓地だけではなく、その村の墓所も掃除してきたいと思い立った。

墓所の清掃と献香を終えて、一息いれる。
周囲を見回すと、うっそうとした木々。
山城巡りをする方と山城を回らせてもらっているので、自然と地形に目が行く。
この急勾配は、山城のようだ・・・と竹林に足を進めると、石垣のようなものがあるではないか!
墓の石垣

その急勾配の奥が気になる。
回りこむように沢を渡りながら勾配の上に出ると、古い祠があった。
水の手、石垣、お社、竹林・・・。(後で調べるとお社はご先祖様が祀った荒神様だった)
これらは以前訪れた山城にあったもの。
さらに奥へ進んで見ることに。
荒神様

急な勾配の奥の山肌は、段状の地形が重なっている。畑の跡にも見える。
奥は雪深く、分け入るには時期が早い。
奥へ進むのは断念することに。
段状地形1
段状地形2

帰り道を注意深く探してみると、ところどころに石垣の跡を見つける。
石垣1
石垣2

墓石の年号が江戸時代の物で、私の苗字がついていること。
近くに戦国時代に上杉に属した城跡があること。
山城巡りの方より聴いた、同じ苗字が集落を形成しているのは、帰農して土着した武士の可能性があること。
これらを考えてみると、私のご先祖様の砦かお城であったのでは・・・?なんて想像が膨らむ。
その真相はまだ解らない。

その村についての書籍を読んでみると面白いことが分かった。
江戸時代から明治にかけてご先祖様たちは、この集落に幾つかの石祠や石仏・灯籠などを寄進していて、
信仰の対象が「荒神(氏神)」「飯縄大明神」「お諏訪様」「山の神」であった。

これらの神仏たちは、これまでの人生で自分にとって深く関わっている気がしているものだった。
縁の神社仏閣を訪れ、その度にご縁や人生の歯車が回ってきた神仏だからだ。

そう考えると、私が生まれる前から、これらの神仏は私達一族を守って下さり、
一族もまた私と同じように感じてきたのだと、時間を超えて共感できた気がしたのだった。

そして、それに今日気がつけたのは、ご先祖様のご意志か贈り物のように感じられてならない。
これからも、あの場所は大切に守っていきたいと思う。
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genre : 学問・文化・芸術

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Re:

鍵コメさん

あらら、敵もなかなか…

竹田氏の塾生に、知人の武楽主催の源光士郎さんがおられますね。

お名前を告げたらご存知かも。(^_^)

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No title

人は決して〈個人〉ではありませんね。無意識のうちに
深く広く〈全体〉に繋がっていますね。

この記事と写真によって、小生は
瓠洲さんという人をよりよく解った気がします。

Re: No title

うたのすけさん

コメント有難うございます!

仰るとおり、今回は「無意識の内」を感じました。
過去と今の結びつきが自然な形で現れているような・・・

自分の祖父母だけではなく、さらに以前からのご先祖様のご加護を頂いていた事に感謝したいです。
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