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家を齊ふは其の身を脩むるに在り 大学より

一家のうちを和合させる基本は、(それに先だって)自分自身の行ないを善良に修めることに在るといったのは、
ひとは(一家の人々のうち)、自分が親しみ愛しているものには、偏頗になって(ことさら好意的に取り扱い)、
自分がいやしみうとんじているものには、偏頗になって(ことさら意地悪く取り扱い)、
自分がおそれうやまっているものには、偏頗になって(ことさらへり下った態度をとり)、
自分があわれんでいるものには、偏頗になって(ことさら恵み深く取り扱い)、
自分が気やすく交わっているものには、偏頗になって(ことさら粗略に取り扱うということになるものであって、
一家の和合を破る因を作るからである)。

それというのは、(人は相手が)好きでもその欠点を知り、(逆に)嫌いでもその長所を知る(ように、
他人の善悪を公平に判断することができる)ものは、(広い)天下にも甚だまれであるからである。

されば、ことわざにも次のようにいっている
   人は(私の愛におぼれては)自分の子がみにくいのを見分けられず、
(他人の功をうらやんでは)自分の(田の)苗が大きくなっているのがわからない   と。

(このように人々の間で、自分が公平であることはむずかしい。公平でないと、一家の和合は破れる。)
以上のような次第であるから、自分の身が(善良に)修まらなければ、
その家を和合させることができないというのである。


新釈漢文大系〈2〉大学・中庸

これを自然に行う為には、「真逆もまた真理」という姿勢が必要だと思う。
自分に反発する者や、真逆の価値観を持っている者の意見の中に正しさを見いだす努力をするのだ。

その上で、真逆の者を全て肯定するのではなく、
己の価値観と真逆の価値観の間に立ち評価・応対するのだ。

向こうが反発を止めようとしなくても、こちらは不動でこの立位置を維持する。

先の偏頗をしりぞけていくことで、見落としてしまうものの多くを拾い救う事が出来る。

theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 大学

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おお。なんと。今の私へのお言葉ではないでしょうか・・・心して動きます。

ミリわんさんへ

ブログ拝見しました。

お母様の事、色々と考えておられますね。
介護する側からすれば、理想は利用者と家族の求めるところの協和を示すことなんですが、
ケアマネの考え方や施設のやり方によって左右される部分はあると思います。

北海道は朝二度になるので、信州から影ながら応援しております。(笑)
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