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大臣 安岡正篤 照心語録より

大臣になりたがり、なったら最後やめたくないというような人間は大臣たる資格がない。
真の大臣は自分が大臣であることを、嫌だな、と思うような心情を持っているものだ。

日本では一度大臣になると、決して県知事などになったりはしない。
昔、中国では大臣になっても簡単に地方の知事や長官に転ぜられたものだが、
これはよいことだ。
日本でも大いにやったらよいと思う。


照心語録

大臣になるべき人は大臣で居る事を嫌だと思える人」
これの真意は、この文面からだけで酌み取ることは出来なかった。

日本の政治が、安岡正篤先生のおっしゃる大臣経験者が知事にならないのは、
「自分の知能技術経験を活かせる政治の場が明確ではないこと」
「一番高い役職の名前で呼ばれたいという欲求」
「上へ行きたいという社会的実利のない目的」
これらが政務に携わる人間の中に蔓延っていることが原因ではないか。

政治の道を志すということは、日本国一億二千万(地方であればその地域の住民数)の
生命と人生を左右する世界へ踏み込むことだ。
それを明確な目的と、冷徹な自己分析を踏まえた上でのぞむべきだ。
併願校の入試のような心境でのぞまれては堪らない。
「自分が政治の道に入り、担当する地域の人間の数を幸福に出来る実力が伴っているのか」
これを自己も他者も認められるようになって、初めて進むべき道だと思う。

明確な目的と冷徹な自己分析ができている人間は、
自分の活躍の場を誤ることは少ないだろうが、
「影響力の大きさ」を理由に役職や立場を得んとするような浅はかな行動はとらないだろうし、
自分を「元○○(政職名)の○○さん」などと呼ばせず、自分の姓名で呼ばせる誇りを持つだろう。

大臣をやったから知事などは」という発想は、政治に目を向けているのではなく役職に目を向けている。
地方自治体の係長が優れた能力・人格を有しており、明確な目的の下に大臣を目指す事は尊いし、
総理大臣を経験した国会議員が任期を終え、冷え込んでいる自分の生まれ故郷を立ち直らせるために、
地方自治体の助役になることも、本当にその地域の住民の幸福を考えれば、理想的な行動だといえる。

役職の順列を問題にしたりしている内は、公人として、住民の方を向いているとは言えない。
人間として、人様のお役に立てるレベルに立てていない。一人の野心家に過ぎないのだ。
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theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 安岡正篤 大臣

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鍵コメさんへ

鍵コメさん

コメント有り難うございます。
昨夜から心配しておりましたが、状態が解って良かった。
連絡がつかなかったもので…

離れた場所にいるために、力になれず申し訳ない。

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鍵コメさんへ

了解しました。
ご連絡お待ちしています。
少し話をしたいと思っていましたし、宜しくお願いします。
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