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陰と陽 安岡正篤 人物を修める―東洋思想十講より

この宇宙・人生の創造・変化、限りない営みをつきつめてゆくと、
最後は根本原理に行き着きます。

探知・自然の創造・変化というものは、窓の外の樹木を見てもわかりますが、
無限の可能性、創造力(クリエイティブ・パワー)を含蓄しておりまして、
その創造・変化を可能ならしめているのが生の活動力(エネルギー)であります。
それは何らかの形で外に発現すると同時に、四方に分派し発生して、進展してゆくのです。
このように分化・発展してゆく力を「」といいます。

ところが創造というものはだけでは成り立たないのです。
それは分化すると抹消化して、生命が薄れるからです。
分化・発展は混乱になり、破滅になる。
そこで一方において分かれるものを統一し、それを根元に含蓄しようとする働きがある。
その働きをといいます。

このが相まって初めて健全な創造が行われるのであります。


人物を修める―東洋思想十講 (致知選書)

植物が、芽を出し、葉を広げ、幹を伸ばし太らせて成長する()だけであれば滅んでいるだろう。
実を付け種を作る機能()があるからこそ、自然界に生き残っているのだ。

これは、人間、組織にも同じ事が言える。

子供から成人するまでに、知識・経験・才能・人格を広げていき()、
男と女が結ばれて、の属性を持つ女性に子供が宿る()。

大きな政党があり、そこから分化して、利害や考え方を広げていく()。
それが極まって身動きが取れなくなり、また元の大きな政党に集約されていく()。

人間の気質にもがあります。
の人はの面を意識し、の人は陰を意識してバランスをとるという方法を否定しません。
しかし、陰の人は陽の人と力を合わせ、それぞれの長所を活かす陰陽関係も良いのではと思います。

私は陰の人間だと思います。起きている現象に関心を寄せるよりは、その原因に興味が行きます。
だから流行には関心が薄く、現在の流行の元になっている物に興味が行くのです。
そんな私が無理に流行に乗っかろうとするのは実りが少なく効率が悪いと思うのです。
それ位だったら流行に通じた人の知識を借りて、要点を押さえた方が早い。

もう一つ例を挙げるとすれば、歴史の研究をしている人が居て、
未来に向けた研究をしている人が共に手を取り合ったら、
優れた研究成果が上がるのではないでしょうか。

自分の専門性ばかり追求するのは陰と陽の方向に向けた働きで、
それを組み合わせることで陰陽のバランスがとれるのではないかと思うのです。
「敵の才能を愛する」ではないですが、そうしていくと創造の可能性はさらに広がるのではないでしょうか…?
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theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 安岡正篤 創造 分化

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