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【瓠洲独言】 いつでも死ねる一日、いつで死ねるお付き合い

昨日、苦労時代に助けて頂いた恩人が亡くなられた。

その方とは、地元へ戻ってきた際のご挨拶で先月お話しさせて頂いた。
その時知らされたのは、その方が末期の癌に冒されていたこと。
驚きの余りに言葉を失ってしまったが、我に返って精一杯の気持ちを込めて時間を共にした。
その方に残された時間は、確実に終焉に向かっているのだ。
だから、「この一瞬たりとも無駄にしたくない。感謝の気持ちを伝えておきたい」と真剣に思った。

流石に先ほどのお通夜でご本人の顔を見たときには込み上げてくるものがあったが、
「先にあの世で安らかに待っていて下さい。私はもう少しこの世で働いてからそちらへ行きます」と、
素直に心の中で伝える事が出来た。そこに失望は無かった。

そこで気が付いたことは、自分自身が一瞬一瞬を大切に丁寧に生きることで、
いつでも死ねる覚悟を決めて生活する事は大切だが、
自分の大切な人には、ふとした時に「お元気ですか?」と声を掛けて状況を知ることで、
いつでも死ねる覚悟をさらに強固にしてくれるということだ。

何の用事も無くても「お元気ですか?」と、声を掛けてみることの大切さに気が付いた。
あなたの周りに居る大切な人に、「あなたの事を気に掛けています」という気持ちをお伝えすることも、
時には良いのではないだろうか。丁度、暑中見舞いの時期であることだし…。
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theme : ことば
genre : 学問・文化・芸術

comment

Secret

No title

そうでしたか・・。

瓠洲 さん・・大切な人を失うって
すごく辛いよね。

大切な人が亡くなった時
「死」っていうものがすごく近くに感じるんだよね
「人間てほんとに死ぬんだなって」


瓠洲 さんの最後の言葉に
母のことを少し思い出したからわたしのことだけど聞いてね。

わたしの母も末期がんで余命宣告を受けました。

ある日そんな母の病室に小さなおばあちゃんがやってきたの。
その人は母のベッドの横にある小さな椅子にそっと腰かけて
母の名前を読んでこう言った
「いま、困ってることないですか?」って。
じっと母の眼をみながらすごく穏やかな落ち着いた声でね。
それは
「病気」をみるんじゃなくて「人」に語りかける言葉
すごく衝撃的だった。


ベッドの横にいたわたしは
なんだか心があったかくなって
ぐっとこみあげるものがあったのを
今も覚えてるよ。
子どものころを記憶なのに・・
鮮明にね。

その人は作業療法士さんだったって
ずっと後から聞いたけど・・

母のことを気にかけてくれるすごく優しい言葉だな
ってそのことを瓠洲さんの言葉でおもいだしました。

瓠洲 さん、自分の話をしちゃってごめんね。

でも瓠洲 さんの言いたいことすっごくわかるって思って
それを伝えたかったの。

瓠洲 さん、恩人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

No title

家族や大事な方の死をもって、どんどんと現実的に、身近になる死。その日が来た時に「ごめんね。ごめんね」と謝って逝きたくない(と書いて何に謝るんだろう私?)「ああ~良かった。ありがとう」と言って逝きたい。

肝臓ガンで亡くなる直前の父が「実は死ぬの、楽しみなんだ。初めての体験だろ?どんなところなんだろう?ってワクワクするんだ」と言った時、こんな風に締めくくれたらいいなと思ったことを思い出しました。

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悲しみとありがたいこと。

瓠州さんの思い、体験。

それに感銘を受けたひなたさんや、ミリわんさんの言葉。
どれもどれも、とても感動しています。
メッセージも素晴らしく思いました。

人は限りある命だから、
人の生命や優しさや一生懸命さに共感できる。
自分もいつかは命を全うする。
だからこそ、亡くなっていく人の思いや尊さに共感できる。

そんな事を感じてしまいました。

でも、これらは今生きている人間に悲しみだけではなく、
瓠州さんのように、気付きや覚悟なんかを感じていくことができる、
ポジティブなものを引き寄せる大きな大切な出来事ですね。
私はそう思います。

それでは! 元気出してね瓠州さん(^^)

ひなたさん

ひなたさん、こんばんは。^^

心温まるコメント、有り難うございます。

> 「病気」をみるんじゃなくて「人」に語りかける言葉
> すごく衝撃的だった。

ひなたさんは凄い人を目の当たりにしたのですね。
キリスト教のシスターでホスピスにおいて、
死への緩和ケアを行う話を耳にしたことがありますが、
それとはまた違っていて、何というか自然で真似出来ない気がします…

> 母のことを気にかけてくれるすごく優しい言葉だな
> ってそのことを瓠洲さんの言葉でおもいだしました。

「あなたといられた時間は、私にとってかけがいのない時間でした」
という気持ちが伝わればと思いました。
その作業療法士さんは、ひなたさんのお母さんのそれまでの人生を、
言葉にはしなくとも肯定した上で、
「いま、困ってることないですか?」と声を掛けているように思えます。

> 瓠洲 さん、恩人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

有り難うございます。あの方も喜ばれていると思います。^^

ミリわんさん

ミリわんさん、コメント有り難うございます。

>その日が来た時に「ごめんね。ごめんね」と謝って逝きたくない(と書いて何に謝るんだろう私?)「ああ~良かった。ありがとう」と言って逝きたい。

私も同感です。
後悔や申し訳なさを持ったまま墓には入りたくないですね。
「いやぁ、今日までありがとう。先に逝っているよ」とニコニコ死にたいです。

> 肝臓ガンで亡くなる直前の父が「実は死ぬの、楽しみなんだ。初めての体験だろ?どんなところなんだろう?ってワクワクするんだ」と言った時、こんな風に締めくくれたらいいなと思ったことを思い出しました。

お父さんは人生の達人なんですね…。^^
理想的な死との向き合い方です。
私もそうなりたいです。

それにはまだまだ、人生を勉強しないと難しそうです…

言蔵さん

言蔵さん、コメント有り難うございます。

> それに感銘を受けたひなたさんや、ミリわんさんの言葉。
> どれもどれも、とても感動しています。
> メッセージも素晴らしく思いました。

普段、なかなか死について人様から御意見や考えを伺う事が出来ないので、
ブログを通して色々な為になるお話を聴けて嬉しい限りです。^^

> 人は限りある命だから、
> 人の生命や優しさや一生懸命さに共感できる。
> 自分もいつかは命を全うする。
> だからこそ、亡くなっていく人の思いや尊さに共感できる。

「命を全うする」という表現、良いですね…
「無くなる」のではなくて、「やり遂げる」なのですね。

> でも、これらは今生きている人間に悲しみだけではなく、
> 瓠州さんのように、気付きや覚悟なんかを感じていくことができる、
> ポジティブなものを引き寄せる大きな大切な出来事ですね。
> 私はそう思います。

現世での時間は、死者にとっての時間尺度にすれば微々たる物らしいと聞いたことがあります。
死の先に感覚や精神世界があっても無くても、
誰かの役に立て、満足のいく一生を送りたいです。

自分らしく生き、自分らしく死にます!^^

言蔵さん、まだ長くお世話をかけると思いますが、宜しくお願い致します!
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