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余りになりぬる人 無名草子より

すべて、余りになりぬる人の、そのままにて侍る例(ためし)、
ありがたきわざにこそあめれ。

――あまりに一つの思いにとらわれた人が、
そのまま平穏に人生を送るという例は、めったにないようだ――


日本名言名句の辞典

これは清少納言のことについて書かれた物である。

あまりに自分の立場や経済力に執着をすると、
落ち目になって以降は、過去に執着をし
「昔は良かった」と考えてばかりいるようになる。
それは本人が思っている以上に周囲から見ても哀れな姿である。

これまで備わっていた物が無くなってしまっても、
「今日からまたスタート」と前向きに前進する人は、
自分自身も救われるだろうし、周囲から見ても気持ちの良い物である。

だから、今が順境であったり、過去が順境である人は、
そのことに対してあまりに執着をせずに、
「ゼロになってもやり直す」という危機意識というか、
前向きさを心の隅に置いておく方が良いのでは無いかと思う。

責任有る立場に立つ場合は、
「己が長きに渡り立場や権力を持ち続けることで、必ずしも世の中の為になるとは限らない」
というような反省の心と謙虚さを持ちながらいれば、
道を誤りにくいし裸の王様になる事は避けられる。

「自分を信じる事」と、「自分に絶対の自信を持つ事」は違うのだ。

theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 人間学 生き方 心得 無名草子

comment

Secret

なるほど・・

うん、いい考え(*^_^*)

ちささん

人の上に立つとなかなか周囲の人間が本当の事を言ってくれなくなる様です。
自分がしっかりしていないと思わぬ結末が待って居るかも知れません…

こんばんは

kakusyuu様  そうとわかっててはいても前向きに考え、行動することは難しいです。 ふと、気がつくと『昔は~』と言ってる自分がおります・・・・・・

DE・波瑠間 様

DE・波瑠間様、おはようございます。

過去を消化する作業をしないと、前に進めないこともあるかもしれません。
今、この地点をスタートラインにすることができる人と、
一度時間を掛けて消化してから進むことが出来る人がいるのではないでしょうか。^^
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