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六つの心得と弊害 論語より 孔子(加地 伸行氏 編)

愛すること(仁)に熱中するだけで、どうあてはめるかを覚らないと、その愛は当たっていない愚劣となる。
事を明らかにすること(知)に熱心となるだけで、そのしかたを覚らないと、議論倒れでとりとめもない(蕩)ことになる。
まごころを尽くすこと(信)にすがるだけで、その程度を覚らないと、行きすぎてたがいに被害者(賊)となってしまう。
まっすぐであること(直)を第一として、その調整を覚らないと、むやみに他者を非難する(絞)だけとなる。
勇敢であること(勇)だけを誇って、そこに大義があることを覚っていないと、秩序を乱す(乱)だけとなる。
決心の堅さ(剛)を売りものにするだけで、その本質を覚っていないと、単に目的達成第一の独りよがり(狂)となる。


論語 (講談社学術文庫)

それぞれの功と弊は、最初の文章を読めば想像する事が出来る。
だから、ここでは「覚るべきこと」を抜き出してみた。

「どうあてはめるかを覚らないと」
「そのしかたを覚らないと」
「その程度を覚らないと」
「その調整を覚らないと」
「そこに大義があることを覚っていないと」
「その本質を覚っていないと」

これらは、六つのどれに当てはめても通用する部分がある。
この「覚り」を心に留めて、様々な人間関係に当てはめていけば、
今まで足りなかった部分が見えてくるのではないだろうか。

中庸を守る為の「人間関係の蔽を防ぐ方程式」として使えそうである。
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theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 論語 孔子 六言 六蔽

comment

Secret

どうも、言蔵です。

こんにちは、言蔵です。

コメントご無沙汰しておりました。

仕事の方も、やっと落ち着いてきまして、
これより、ブログの方も勢いを復活させていきますよ。
言蔵復活です。
何やら冬眠から覚めたような気持ちです。

瓠州さんの魂の言葉いつも感服しています。

六つの心得・・・。

こういった言葉は大好きですね。
この言葉をあの戦国時代の傑物が学んだと思うと、興奮します。
たとえば、
伊達政宗公の遺訓にも大きな影響を与えているように思えます。

そして、私たちも現代社会に大いに活かせる
六つの法則ですね。

「これらは、六つのどれに当てはめても通用する部分がある。
この「覚り」を心に留めて、様々な人間関係に当てはめていけば、
今まで足りなかった部分が見えてくるのではないだろうか。」

う~ん。全部足りない(^^;
どうしましょう。

この言葉達を部屋に飾っておきたいですね(^^)

ありがとうございました。

言蔵さん

こんにちは、言蔵さん。

お忙しいのも一段落付かれたようで。^^
精神的思索の時間は、「社会人としての自分」から
「本来の我に返る時間」だから、冬眠から覚めた感覚になるのでしょうかね。

私の言葉を「魂の言葉」とお褒め頂き恐縮です。
まだまだ「真我」を掘り下げきれてはおりませんが、
勉強して参ります!

>六つの心得・・・。

孔子は6つに分けて説いていますが、
中庸を心身に染みこませていれば、
自然と行動や言葉に出るようになると思います。
だから、一個々々の節を記憶するよりは、
「中庸に生きるとは…」と意識している事の方が近道な気がするのです。

「覚り」とは、広く思考活動をする事では無く、
物事の本質を抑えている状態のこと指すのではと思います。
「覚り」は「シンプル」だからこそ難しいゆえんだとも言えます。
案外子供の方が「覚る」事に長けていて、大人になると、
自我や言い訳、周囲の意見や、その時代の常識に惑わされて、
覚りを曇らせている様に観ています。

>伊達政宗公の遺訓にも大きな影響を与えているように思えます。

彼は進取先制な人物に見えますが、論語に近い遺訓を残していると
言蔵さんが考察されるのなら、温故知新も大切にしたのかもしれませんね。
或る方に「新しいことは過去の組み合わせで成り立っている」と教えて頂いた事があり、
新しいことを発想する努力よりは、過去の歴史を学ぶことを選んでいます。
それがかえって近道な気がして…。

>う~ん。全部足りない(^^;
>どうしましょう。

そんなことはないと思いますよ!?
言蔵さんの求める到達点は非常に高く、地上を飛ぶツバメには見えず、
大鵬の様な鳥でないと眺めることの出来ない視点なのだと思います。^^

>この言葉達を部屋に飾っておきたいですね(^^)

職場で書が得意な方が居られれば、これを書いて頂いて貰ってはどうでしょうか?
本人のやり甲斐にも繋がる様な気がします。^^

コメント有り難うございます。
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