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凡人死を畏る 佐藤一斎 言志四録より

聖人は生死の相対観念を超越しているから、
死に対して何の不安もなく泰然としている。
賢人は死を定命として生者必滅の理を悟ってあまんずる。
一般人は常に死に対して畏怖の念をいだいている。


言志四録―座右版

死を迎える準備をどこかでしておいた方がその生を十分に生きる覚悟が据わるし、
その瞬間が訪れても取り乱すことも少ない。

誰だって最初は死を畏れる。
「死にたくない」のは、生への執着が強い現れである。
その執着が悪いわけではなく、生きている内は当然の反応だ。

この言で私が思うのは「良い死の迎え方」である。
「死にたくない」という気持ちに欲がまとわりつくと、
他の命を奪ってまで生きながらえようとしたり、
己のそれまでの生を否定する様な行いをしてしまうことがある。
それでは何だか台無しな気がするのだ。

「死にたくない」気持ちから徐々に死を受け入れて、
それまでの周囲への恩を意識して、
その事に対する感謝を体現する機会にしていく事が大切なのではないだろうか。

死は命を奪うばかりではない。
時として、生のある内の原動力となったり、
次の世代の気持ちを鼓舞することだってあるのだ。

「私は死ぬ。だが、君たちが居る。」
こういう死に方ができるように、日頃からつとめていれば、
死ぬ方も、死なれる方も安心してその瞬間を迎えられはしないか。

その為には、周囲の人と、真剣で心の通った関係を大切にする事が必要なのではないだろうか。
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theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 生死 生きる 死ぬ 言志四録 佐藤一斎

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