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十七条憲法 第十七条の解 安岡正篤 人生の大則より

国家の大事は、決して独断してはならぬ。
必ず衆人と合議せよ。
尤も些細なことは、必ずしも、いちいち衆議にかけなくともよろしい。
ただ大事を論議するに当たっては、過失があってはならぬから、
衆とともに十分論議を尽くせば、筋道が立つであろう。


人生の大則―人間学講話

これの応用が、情けない形ではあるが「幕末期に於ける対外政策について妙案を広く求めた事例」であろう。
その結果、勝海舟などが活躍する素地となったのだが。

この大切なところは三つあると思う。

一つは、役人だけで考える発想は役人の域を脱することが出来ない。
だから、一見優秀に映るが、見識の狭いものになる恐れがある。
その為に、様々な視点で物事を見つめる事で、正道に沿った判断を下すことが出来る。

もう一つは、役人の智恵を超える知恵者が世の中には居る事がある。
他力本願ではあるが、そうした天の助けを得ることができる場合がある。

そして最後の一つは、衆知を集めて決めた事に対しては、皆が取り組みやすくなるという点だ。
役人だけで密室で決めた決まり事や法律に、誰が素直に従うだろうか。
会社においても、首脳部がゴルフをしながら決めた決まり事などに、素直に従うだろうか。
その場に居て、自分で案が出ずに、他者の案に頷いたのなら、その案が不完全であっても支持するだろう。
こうした心理的な事が、国民一致で力を合わせる上では大切になってくるのではないだろうか。

国家の大計は100年先を見据えて決めるというが、
それをできるのは頭脳明晰な人間だけではない。
それを考えた後に実施する人間の賛同を得られなければ、策も何もあったものではない。
また、「こんな国に税金を払ってやるか」と嫌われたら、国家などあって無い様なものだ。
信頼とは、運命共同体の意識を植えることで育つことがあるのだ。
それは人民の抱く、儚い悲壮な想いなのかもしれないが…。
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genre : 学問・文化・芸術

tag : 安岡正篤 十七条憲法 聖徳太子

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