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十七条憲法 第十二条の解 安岡正篤 人生の大則より

国司や国造等は、勝手に人民から税物をとりたててはならぬ。
国家に二君なく、民に二人の主人はない。
日本中の人民は、天皇を以て主とする。
任ずるところの役人はみな天皇の臣である。
国司や国造が公職にある身を以て私に徴税をなすようなことはできるものではない。


人生の大則―人間学講話

「国司(こくし、くにのつかさ)は、古代から中世の日本で、
地方行政単位である国の行政官として中央から派遣された官吏」

「国造(くに の みやつこ・こくぞう・こくそう)は、古代日本における地方官である。
軍事権、裁判権なども持ち、実質的にその地方の支配者」


(Wikipediaより)

武家社会が始まる前には、天皇を中心に据えた中央集権国家が存在し、
この国司や国造などが豪族となり大名化していったのではないだろうか。

ただ、数百年もその制度が生きていたのだから、よく練られた制度なのだろう。
現在の時代のスピードに比べ、情報伝達や意志決定がゆっくりだったからこそ
統制機構の革新も遅かったとも考えられる。

中間管理職の搾取を戒めた言葉だが、現実はそうはいかない。
世の中には無駄を廃することができない一面もあるからだ。
賄賂も現実には横行しているし、それが全く無くなる事はあり得ないからだ。
搾取・賄賂をする側の論理から行けば、潤滑油の様なものだと言うことがある。
そうやって世の中は回っていると言う。

現代に置き換え、基本に立ち返ってみよう。
そのお金や物資の「あるべき意味」とは何だ。
市民が国家に対して、集団として生きていく為のサービスを受ける為に支払う物だ。
一個人や一集団では出来ない規模の事業という物に支払っているのだ。

そうした指向性を持った財であるならば、真っ当に必要な額であれば消費されても良い。
だが、筋道に外れた余計な額は消費されるべきではない。
筋道に外れた金を受け取るのは、その人間にプロ意識が欠けているからだ。

公職者のプロ意識とは、「徴収した財を、如何に無駄なく効率的に、
意味のある・未来に繋がる使い方をするか」を追求すること。
それは「自分の子供が稼いで家に入れたお金を親が無駄には使わずに、
子供らの為に大切に使う」様に、心のこもった思いやりある使い方でなければならないと思う。
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theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 安岡正篤 十七条憲法 聖徳太子

comment

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はじめてコメントします!

いつも、楽しみに記事を読ませていただいています。

儒侠の瓠洲さんの、人や社会のあるべき姿を
的確に見つめる姿は同感させられることが多くあります。

私が思うに、
誠実な一個人が願う世と
社会や人類が願う世が、
一つになることが理想だと思うのですが・・・

なかなか、日本国内を見ただけでも
それは程遠い状態ですねー。

お金、財の使い方、同感です。

儒侠の瓠洲さんも頑張ってください!
応援しています。

ランキングのクリックの応援していきます^^)

私こそ

>言蔵様

いつもブログを拝見して、元気をいただいております。

聖徳太子の時代にあった悪徳が現代にも形を変えて蔓延るということは、人間が悪徳に染まる事は人類の進歩とは別の次元にあるのではないかと思います。

日本の課題は様々ですが、言蔵さんが仰有る様に個人レベルの誠実な気持が増えて、国を感化していくことでしか世の中は変わらないと思います。
例えば現状のまま北欧諸国の社会システムだけを取り入れても機能するとは思えません。
そこに生きる人間が生み出したシステムを成長させる事でしか未来は作れないと思うのです。

ブログを見て下さっている皆様が、平穏に生きる事が出来る様に、日々祈りながら文章に託しております。

言蔵さん、温かい書き込み有り難うございます。^^
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