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身を高く持して 菜根譚より

意気盛んな年老いた鶴は、飢えたとは言っても、水を飲んだり餌をついばむときは
なおゆったりとしている。どうして鶏やあひるがせかせかと餌を争い貪るようなことをしようか。
曲がりくねって高くそびえている寒さにも耐える松は、たとえ老いても、風采は自然と備わっている。
どうして桃やすももの花が咲き誇って美しさを競っているようなことをしようか。


清朝本全訳 菜根譚

これを「枯れ」と観るか「出来上がった美しさ」と観るかは、主観によって別れるだろう。

元気が良いというのも素晴らしいことだが、常にそうであっては人のバランスは崩れる。
日本に於いては「癒し」と呼ばれる価値観が重要視されるようになったが、
この松の備えているような「風采」というのは、癒しとは違う。
癒しも与えてはくれるのだが、癒しが全てではないのだ。

内から出てくる雰囲気を、人はオーラと呼んだりするが
あの如きで、何も言葉にしなくとも「空気」が語っているというのがある。
それが重厚である程、人はその存在を軽く見る事が出来ず、無視することは出来なくなる。

ある程度の年齢になったら、こうした「風采」が付いてくるような人生を送りたいものだ。
その為には、人と競わず、己を鍛え、世へ還元する事ではないだろうか。
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