スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【エッセイ】幸福は自ら為る物であり、与えられる物ではない。

 内閣府は27日、国民に幸福感を10段階で聞く初めての調査の結果を公表した。
幸福感は平均値で6.5点となり、同様の調査をした欧州諸国28カ国の平均値の6.9点に比べて0.4点低かった。
欧州で最高のデンマーク(8.4)やフィンランド(8.0)とは開きがあるほか、
英国やドイツ、フランスも7点台で、日本はこれらを下回る結果になった。


国民の「幸福感」6.5点 内閣府10段階で初調査 日本経済新聞引用

続きに私感を述べました。


このようなことを改めて言うまでもなく、皆解っているであろうが、
幸福というのは「足を知る」と「今の現状の良さの再認識」が無くては感じにくいものだ。

今の日本が問題山積であることは間違いない。
将来の高齢化社会、国家負債、解決できる見込なんてありはしない。
しかし、一人の人間としての幸せは、其れとは別の次元で考えるべきではないか。


日本は保険制度の設置、医療水準の高さで、
助かる命がむざむざと無くなることは少ない。

ネットカフェ難民とて、東南アジアの貧困層の人々よりは良い暮らしをしている。
何しろインターネットを使えるし、死んだら自治体が火葬してくれて放置されることはない。

後期高齢者制度(長寿医療制度)で高齢者の月の収入が6万程度のお年寄りからも介護保険料をとり、1割負担を強いる。
こうした「生きることすらままならない」状況を力のないお年寄りに課したり、
将来働けなくなってからの自分の生活の保障もしてもらえない現状は、
過去の事件で云う処の大飢饉のような物で諦めるしかない。
天災か、人災かの違いはあるにせよ、或る問題の為に多くの人々が
飢餓貧困状態に陥らなければならないのだから同じ様な物だ。
「おばすて山」という昔話があるが、現代日本の低所得で身寄りのないお年寄りは、あの昔話と同じ状態だと言える。
独り山に置き去りにされ死ぬのを待つのだ。


これだけ命に関わる不安な状況であっても、それで自分を悲劇の主人公になった様な錯覚を起こしてはいけないと思う。

国や制度の欠陥による不幸を、一人一人の人生の不幸の要素に入れてしまうと、
結局幸福は、他者から与えられなくては得られなくなってしまう。

「人としての幸福」「制度としての幸福」を分けて味わえれば、そう捨てた物ではない。
国が駄目なら先進的な市民が立ちあがり、国の出来ない仕事を為せばよいのだ。
日本を「おばすて山」にしてはならない。其れは、自分自身が老いた後の為にもである。

そして、国を正常に運営できないのであれば、現在の指導者達や官吏に退いて貰う審判を下せばいいのだ。

何がいけないのかが分かったら、後は解決策を考えれば良い。
一番良くないのが「先延ばし」と「見て見ぬふり」である。
関連記事

theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 国民の「幸福感」6.5点 内閣府10段階で初調査 日本経済新聞

comment

Secret

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリー
荒野の一匹羊の会
心は狼にまではなれないけど 一人雄々しく高野に佇む一匹羊の魂。 決して群れに留まることを良しとせず 己の未来を見据える。 そんなクリエィター魂を持つ人間の異業種交流会。

ブログランキング
関連するブログを検索できるランキング参加中です。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 儒教・儒学へ
 

最新コメント
縁尋機妙 多逢聖因
此のサイトが誰向けサイトなのか識別不可能なリンク集ですが、みんな私の琴線に触れたサイトです。闇サイトは一切御座いませんので安心してクリックして下さい。(笑)
タグランキング30
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。