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最悪と最善の両方 中島悟史 曹操注解 孫子の兵法より

 したがって、智恵があり、物事の成り行きの見通しがきく指導者は、
必ず利害の割合を念頭においた考え方をしている。
 すなわち、《最悪のシナリオ》と《最善のシナリオ》の両方を同時に想定することによって、
現実の判断と事態の推移を相関関係によって予測するのである。

曹操 利益が前面にあれば、その背後の損害を考え、
損害が前面にあれば、その背後の利益を考える。
そのバランスをとることが、最も難しい問題なのだ。


曹操注解「孫子の兵法」

「悪く見える最善」をとるか、「良く見える最悪」をとるか。
ここに騙されない見識と洞察力を持たなくては、
今は良くても後々困ったといった状況に陥る。

大局と、当事者の行動、部外者の行動。
様々な可能性を考えた上で戦略を練らないと、
「あの時はこうだった」という言い訳ばかりを言う羽目になる。
良きにつけ、悪しきにつけ、想像できる事態は想像しておき対策を持って居た方が良い。

これは想像力が無くてはできないので、できる人間を選ぶ。
かつ、総合的な判断力まで求められるのだから、指導者とは軽々しくなれるものではない。

たとえ、7割の損害を被り、3割の勝利しか得られないとしても、
その後に9割の勝利を得る布石となるならば、7割の損害を選ぶということだ。
しかし人生うまくいかないもので、9割の損害が確定する寸前に、
前任者が責任を放棄して、自分があとを引き継ぐ場合も有る。
そういう時には、せめて5割の引き分けに持ち込める策を考えるのである。

負けきってしまえば、それで再起を図るのは困難だが、引き分けならまだ勝負は続ける事が出来る。
軽い負けであれば、その負けの中から、相手の急所を見出して負ける負け方を心掛ける。
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tag : 最悪と最善の両方 中島悟史 曹操注解 孫子の兵法

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