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体が弱くなると 田山花袋 此頃の感想より

体が弱くなると、何(ど)うしても、感情的になる。
自分一人の孤独に堪へなくなる。
他力に縋(すが)るやうになる。
活潑(かっぱつ)な心境が保てなくなる。


日本名言辞典 (1969年)
昨日、珍しく相方が風邪を引いて高熱を出した。

本来、私の方が体が弱く風邪を引くことが多いのだが、
玄米食に切り替えて3ヶ月、本当に風邪を引きにくくなった。

高熱の苦しさは、健康な人よりもよく知っているので、
あの体を動かすことの辛さで食事の準備をするのも分かる。
仕事が半日であったので昼飯を。そして改めて晩飯を出向いていき作った。

看病というのは、する側にも、される側にも意味のある行為だと思う。
子供の頃、親に看病して貰った思い出話などしながら、
相方が寝付くと私は帰ったのだが、子供の頃の親の気持ちを理解できた気がする。
そして、相方も、普段は看病する方が多いが、
今回はされる側の気持ちを味わえたのではないだろうか。

病気に因ってではあるが、真逆の立場を体感できる、貴重な体験だったと思う。

一人で布団に潜っているよりは、看病された方が気が楽になるのは、
体が弱っている時の、
自分一人の孤独に堪へなくなる。
他力に縋(すが)るやうになる。

という部分を和らげてくれるからではないだろうか。

風邪を引いて熱があるのにもかかわらず職場へ出向く人が居る。
私なら、大事をとって早い段階で休ませてもらい、
周囲への迷惑を最小限で抑えることにしているが、
どちらが周囲にとって良いのかは、はっきりいって分からない。

前者は、自分の判断力が鈍っていても、居ることで最低限のフォローは出来る。
しかし、周囲へ同じ病気をうつす恐れがあり、治りも悪く、
最悪、自分が治っても周りが倒れている可能性が有る。
周囲が自分よりも抵抗力があるとは限らないからである。

後者は、急に穴を開けることで周囲はフォローしなければならなくなり、
業務を一時的に停滞させることになる。
しかし、周囲へ病原菌を撒き散らすこともないし、
休養と栄養をとることで、重症になる前に回復し、後を引きずりにくい。

私が後者を選ぶのは、長期的な周囲への思い遣りと、
自分自身へは寿命を長らえさせる為と考えての事である。

どちらも一長一短である。
責任の重い立場の人間であれば、なおさら短所は大きく現れる。

theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 体が弱くなると 田山花袋 此頃の感想

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