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凡そ天下のこ事、其器に当たるの人… 石橋忍月 浮雲の褒貶より

凡そ天下のこ事、其器に当たるの人、其能を有するの人、之を言ぎ之を行ひて、一段の佳味あるものなり。

   忠義に俸禄の高下なしといった一言も、真田幸村のような人物の口から出て初めて値打がある。
いったいに、天下の事柄は、その器にあたる人物、その能力のある人間が、それをいい、それを行ってこそ、
一段の妙味があるものである。私欲に迷う下劣なる根性の人間が、真田幸村のいったような名言を吐いたとて、
どうして、徳川家康が感心するだろうか   


日本名言辞典 (1969年)
自分の身になっていない言動は飾りでしかなく、底の浅さは露見している物である。
しかし、仮に名言を言えず弁舌が下手であっても、
自分の言葉で語れる人間には魅力があったり、交渉が巧かったりする。
しかし、上記の指摘にある様な下劣な態度では、美しく整った句を詠めたり、形のしっかりとした書を書けても、
なんとなく面白くなかったり物足りなさを感じる。

物事の本物と偽物の違いを表していると思う。
だから、自分の心情を正直に顕すことを恐れてはいけない。それはとても人間的な行為だ。
たった一言や一句、一筆であっても、人の心を動かすものだ。
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theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 石橋忍月 浮雲の褒貶 真田幸村

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