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まことの読書 中江藤樹 中江藤樹一日一言より

文字を目に見、おぼえることはならざれども、聖人の書のほんいをよく得心してわが心の鏡とするを、
心にて心をよむと云いて真実の読書也。(『翁問答』下巻之本)

【訳】
文字を眼で見て、おぼえることはできないけれども、聖人のあらわした四書五経の本意をよく得心して、
自分の心の鏡とすることを、「心にて心を読む」といって、まことの読書なのである。


中江藤樹一日一言―孝を尽くし徳を養う (致知一日一言シリーズ)
 滋賀県出身の江戸期の陽明学者である中江藤樹。近江聖人とも呼ばれる。
弟子に有名な熊沢蕃山などが居る。

 親孝行のエピソードで有名である。
こうした人物を観ると、一般的に浸透している陽明学のイメージが誤っている事が顕著だ。
学問は其の人物毎の活かし方一つでベクトルの向きを変えて発揮されてしまう。
真に学び尽くせば、どのベクトルに使うべきかを識る事が出来るのに、
中途半端で学ぶ事を止めたり納得したつもりになると危険なのである。
どんな学問でも、続ける事が大切で、責務でもある。

 その学びの方法論である読書について触れている。
心の鏡という表現は、東洋哲学の世界ではよく使われる。

 昔、私も無意識的に役所の面接で「心の鏡を磨く」という表現をした事が有る。
しかし、磨きにくかったので断念したが。(苦笑)

 東洋哲学を学んだ人間であれば、きっと無意識的に「自省」の意識や、
他者と自己の同一性を認識すると、こういった表現に行き着くのではないかと考えられる。

 本も人間も現象も。全て、自分の心の鏡が曇っていては、しっかりと認識できない。
その磨く作業として、真剣な日常生活と学習、反省が必要なのではないか。
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theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 中江藤樹 翁問答 まことの読書 四書五経

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