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新しく作りたる句はやがて古くなるべし。 鬼貫(おにつら)

新しく作りたる句はやがて古くなるべし。
ただとこしなへに古くもならず又新しくもならぬをこそ、よき句とはいひ侍るべし。

   新しく工夫して作った句というものは、やがて、時の移りゆくにつれて、古くなってしまうのだろう。
ただ、永遠に、古くもならず、また、新しくもならないで、長続きしている句を、本当の意味で、良い句といえるのである   


鬼貫 「ひとりごと」より

東西名言辞典 (1969年)
 俳句の一句でも、何百年と詠み継がれる作品がある。それが、「本物の句」であるというのである。
「古くもならず、また、新しくもならないで」というところがポイントだと思う。
「新しくもならないで…」というのが、ミソなのだ。
結局、数年の内に飽きられる偽物は問題外で、本物は長年経てみなければ価値が見えてこない場合も有る。

 現代の方法論や思想が、100年後の其れと同じ筈がない。
しかし、普遍の価値にまで高められ生み出された「最高の一滴」は、古くもならず残っていく。

 人物史もそうだが、「その時代に求められる人物像」ばかり追いかけている人物学者は何か違う気がする。
世の中に媚を売っているからだ。悪いとは言わないが、それは普遍ではない。
引き合いに出される人物も、性格によっては迷惑がっているかもしれない。

 自身が引き合いに出す人物が、私によって「残した言葉」を蘇らされている事に対して、如何様に思っているかは分かりかねる。
私も所詮、時代が求める人物や、己の現状が求める人物の言葉を掘り起こしているに過ぎぬのかもしれない。
なかなか、普遍を腹に据えた人物学者に到達するまでには時間が掛かりそうだ。

 他者の言葉を借りて行うブログ活動には、反省の念を持ち取り組まなくてはいけない気がした。
自分の言葉で語る力量が十分に備わる日までは、修行だと思い取り組んでいるのである。

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tag : 鬼貫 俳句 新しく作りたる句はやがて古くなるべし。 ただとこしなへに古くもならず又新しくもならぬをこそ ひとりごと

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