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国家のために命をかける-天下のための志 坂本龍馬 龍馬語録

乙女、おやべ宛て・慶応三年(1867)六月二十四日

 私を以て利をむさぼり、天下国家の事おわすれ候との御見付のよふ存ぜられ候。又、御国の姦物役人ニだまされ候よふ御申こし。右ニケ條はありがたき御心付ニ候得ども、およバずながら天下ニ心ざしおのべ候為とて、御国よりハ一銭一文のたすけおうけず

(私事として利を貪り、私が天下国家のことを忘れているとご覧になられているように思われます。また、土佐の悪役人に騙されているとおっしゃいます。それらはありがたいお心遣いですが、微力ながら天下のために志を抱いてのことで、土佐藩からの援助は一切受けていません)


龍馬語録
 龍馬の本物たる所以は此処である。海援隊の資金援助を土佐藩から一銭も受けずに運営している。それでこそ天下の為にと言い切れるのだ。

 これが、土佐藩の金子を遣い商いに勤しんでいたとしても、結局は土佐藩の下部組織にすぎない。
土佐に於いて龍馬が姦物役人と手を組んでいるとの噂が立っていた時期に、姉を安心させる為に、
「吾が志は天下の為に在り」という言葉と、その証拠も述べたのだ。

 社会問題を解決する為に組織を作ろうとした時、安易に税金に頼ろうとする姿勢に私が快く思わないのは、
まさにこういう考えに共感するからだ。それは、不景気であれば企業財団の財布の紐は厳しくなる。
奇しくも企業財団の財布の紐と、一般庶民の其れは同じ動きをする。本来は逆でなくては本物ではないのに。
そうなると、どちらかといえば役所の方が、企画や組織がさほど優れていなくても、姦物役人と手を握れば「ポン」と金が湧いてくるのだ。

 今の世で世直しを考えると、なかなか難しい世の中になっている。豪商が、龍馬の様な先見性に富んだ考えに賛同し資金援助を行っていた時代は良いが、現代の豪商である大手企業経営者の考えが功利に走りすぎ、お客様である日本国民の状況を少しでも良くしようという気概を失っているからか。形になって日本国民が貧困から抜け出せずにいるのは、政府だけの責任では無いと思う。

 また心の中の勝先生に「そこを巧くやるのが、智恵のある志士ってもんよ。考えるんだよ!」と、叱咤された。(笑)

 そう。後世の歴史家に笑われないまともな人間として生きるなら、「志は天下の為に」が大切である。
生きている間の功利や欲望に囚われた人物がどの様に描かれているかを見れば、
自然に丹田に力が入る。史記を読めば暗君、姦物の宝庫。それと同じ様にはなりたくない。
しかし、姦物である程、上手に世渡りできるのは当世での現実である。

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tag : 坂本龍馬 龍馬語録 海援隊の活動 土佐藩の援助 志は天下のために

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