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天下か家族か-天下は家と比べられない 坂本龍馬 龍馬語録

河原塚茂太郎宛て・文久三年(1863)八月十九日

天下の事ニ引くらべ候得バ一家の事ハかへり見るにいとまなし

(天下のことに比べれば、家のことなど振り返って見る暇はない)


龍馬語録
 先日このブログで、逆説的龍馬テストを掲載した。

 今回の項は、一言の元に彼の本気さを物語っている言だ。脱藩の意味を、深く考えれば考えるほど、この言葉の重さ、龍馬の勇気と不安の葛藤を思わないでは居られない。若い龍馬が、よくここまでの決意をしたと思う。

 何事でもそうであるが、世間から相当な非難を浴びる様な行いをしてでも、成し遂げなくてはならない問題に直面した時、逃げ出すか、犠牲を厭わず進むか、選択する機会が訪れる。そして、歴史的に見て、どちらが正解かはその段階では分からない。

 頼れるのは、己の学んだ歴史観と現実の状況、そして人間力だけが頼りになる。他の尺度は、先覚者の助言位である。先覚者も、当時では成功者として名を連ねていない人物かもしれない。つまり社会的信用度が高いとは限らない。

 これの敗者は清川八郎。成功者は桂小五郎。
龍馬さんは最後まで生き延びることが出来なかったので、どちらとも言えない。海援隊でその後も活躍するか、明治政府に加われば成功者であろうけど、彼はどちらにもなれぬままこの世を去っている。後のことは、親族の高松太郎しか同族では志を継げなかった。龍馬さんとお龍さんには子がなかった為である。

 ただ、志を後世に伝えることの成功者として序列するなら、確実に龍馬さんは成功者だ。最期の節も汚さなかった。

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