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油断は禁物-ちょっと言ったことでも誤解される

乙女宛て・文久三年(1863)五月十七日

まづまづあいだがらへも、すこしもいうては、見込のちがう人あるからは、をひとりニて御聞おき

(まずまずの間柄であっても、ちょっと言ったことでも誤解してしまうような人もいるから、自分の中にだけで留めて置いてください)

龍馬語録
 恐らく、現代の政治家達や芸能人は、マスコミや評論家に対して同様の見解で見ているかも知れない。
煽り上手は世の中には多い物である。ましてや煽ることで自分の衣食住がまかなえれば、さらに一層励むだろう。

 龍馬は、彼への嫉妬、それから部下の短慮による迷惑からこういう考えをもったのだろうと思う。
彼の話す計画はスケールが大きすぎて、現代の日本人で意地の悪い連中からすれば、ただの目立ちたがりの悪の煽動者に映る場合も有る。仲の良い奴でも、それをポロリと真意の伝わりにくい表現で話してしまったら、意地の悪い連中に邪魔をされる。それから、部下でも、伝えたつもりで伝わって居らず、失敗をする場合も有る。

 乙女さんの性格を考えると、開放的で龍馬に近い気質があっただろうから、兄弟として忠告したのだろう。
でも、世の中世知辛いが、今も昔も変わらない所に人類の精神的進歩は後れているのかも知れない。それとも、僻み・嫉妬・煽りは捨てることの出来ない人間の精神構造なのだろうか。それの突出した精神の持ち主が居なくならない事を考えると、嫌だがそう考えてしまう。

 真田昌幸公であれば、そういう敵がいれば、その性格を利用して敵を滅ぼしてしまうか、思いのままに操ってしまうだろうが、龍馬さんは真面目な方である。私は、昌幸公の流れが濃いので、そういう悪どい策略を思い立ってしまう。真面目になれない、世間の害を放置できない所が、昌幸公へ畏れ多くも親近感を抱く。あいだみつおさんの名言「だって にんげん だもの」である。(苦笑)

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