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【利他の精神】他者の為にはかる

 良かれと思い、他者への情をかけた結果、不幸な結末になったり、むしろ情を掛けない方が良かった場合がある。しかし、それ自体は、尊く、行為に臆する必要は無い。ただ、よくよく他者の立場や状況を客観的に考えて、力を貸す配慮をしなければ、絶妙の時期での助けにはならない。

 自己の生活が成り立っていなくても、他者の為にはかる人は居る。そう言う人は、「奇特」と呼ばれる。
しかし、奇特な人物とは、そうせずには居られない性分の持ち主なのだ。
だから、我が生活を差し置いてでも、他者を救うことが出来る。
家族には迷惑を掛けるのだろうが、こういう心情は尊い。

 最後に、情を掛けること自体が目的になっている人物は気を付けねばならない。
それは、見返りを求める危険性のある予兆だ。その瞬間は一切邪念が無くとも、
施した後になって、ふつふつと湧いてくる場合があるのだ。そこを気を付けた方が良い。

 本当に人をはかりたいと思う心情は、「大人が稚児が崖に近づくのを見ては居られない」心情に似ていると、どこかの本で読んだことがあった。それが本物なのだろう。

 此を記すが、別に、読者の方に人を助けなさいとは勧めるつもりは無い。
ただ、施すにも、助けるにも、礼儀が存在し、時機も得なくてはならない事だけ知って頂きたかった。
そして、尊い利他の精神が、欲する心に変貌する恐れのある精神であることも承知して欲しかった。

 表裏は一体なのである。

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tag : 人間学 生き方 心得 人の為 利他

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