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人物に学ぶ1 安岡正篤 安岡正篤一日一言より

 人物学を修める上において、ここに捨てることの出来ない見逃すことの出来ない二つの秘訣がある。
 それは極めて明瞭であって、第一に人物に学ぶ事であります。つまり、吾々の出来るならば同時代、遡って古代、つまり古今を通じて、凡(およそ)そ優れたる人物というのを見逃してはならない。出来るだけ優れた人物に親炙(しんしゃ・親しく接してその感化を受けること。)し、時と所を異にして親炙することが出来なければ、古人に学ぶのである。


安岡正篤一日一言―心を養い、生を養う
 まさに、私の今人生を賭けて取り組んでいる人間学の、安岡先生の考え方です。
それを私流に消化しますと…

>古今を通じて、凡(およそ)そ優れたる人物というのを見逃してはならない

 自分の隣、友人、テレビの画面の中、最新刊の著者、あらゆる者の中から、本物を見ぬいて、それに私淑する姿勢を持つ事。

 そして、歴史を学び、そこに登場する人間達の中から、「この人こそ…」とか「ここが私には足りない…」という人間を見つけ出し、その人について徹底的に調べてみる。それは専門学者ほどでなくて良いのです。専門学者では、多くの人間の性質や歴史や徳性を学ぶ時間が足りなくなってしまう。そう言う意味では、広く浅くでなくては、時間は幾らあっても足りません。

欲を言えば…それを東洋、西洋、中東、神仏、無関係に探し出すこと。

>出来るだけ優れた人物に親炙(しんしゃ・親しく接してその感化を受けること。)し、時と所を異にして親炙すること

 現代の人間であれば、セミナーや知人の紹介で知己になる方法があります。
そして、その人の生活や言動を意識して、自分も感化を受けていくのです。
既に故人の場合は、言行集等から学ぶ方法も有りますし、其の人物の著書、研究者からそのひととなりを伺い、取り入れられる部分は取り入れていく。しかし、それと同化することは間違いだと思います。
貴方でなくなってしまっては、自己喪失、自己乖離という結果を招くからです。

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tag : 人間学 安岡正篤

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