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【現代語訳で紹介】交友を択(えら)ぶ1 橋本左内 啓発録(15歳時著す)より

 交友とは自分が交際する友人のことで、択ぶとは多くの中から選び出すという意味である。
自分と同じ先生について学ぶ人、同郷の人、同じくらいの年齢の人などで、自分と交際してくれる人があれば、みな友人として大切にしなければならない。
しかしながら、そうした友人の中には損友と益友とがあるから、其の違いを見極めて選ぶという事が必要なのである。
友人の中に損友がいたら、自分の力でその人のよくない面を正しい方向へ導いてやらねばならない。
だがもし益友と称すべき人があったら、自分の方から交際を求め、どんなことでも相談して、常に兄弟の様に交わるのがよい。世の中には、益友ほどめぐり合うことが少なく、得がたいものはないから、一人でも益友があったら、何をおいても大切にすべきである。
 基本姿勢は、自分の身近な人々を大切にするという、考え方はよくありがちである。
しかし、15歳にして、現代の教員にも完全にはできていない「損友」を導いていくという発想が出る辺りが、
既に現在のサラリーマン教育者を越えた達観を持っている。只者ではない少年である。

 おそらく、橋本左内氏自身が、益友と呼べる人物を見出すのに、さぞ苦労をしたのだろうと思う。
でなくては、ここまで必死に心配りをして引きとめようとはしないだろう。
人材の宝庫であった幕末期にも益友と呼ばれる人物が少なかったのだから、
現代においてはどうなのだろうか。

 逆に、自分が益友を見出す眼力があるのか、もしくは益友の益友たる資格があるのか。
ここから考えていかねばなるまい。

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tag : 橋本左内 啓発録 人間学 心得 交友を択ぶ

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