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「大将の一番大切な心得」 土井利勝 土井利勝遺訓より

大将至極の心得は、人をよく見知る義なり。役々申付け候と雖も、
夫々(それぞれ)の器用を知らずしては、
例えば、船頭を山へ使ひ杣人(そまがと)を海へ士ふが如し。

   大将の一番大切な心得は、人物をよく見ぬくことである。
いろいろな役目を家臣に申しつけるにしても、
それぞれの人間の特徴を知らないと、ちょうど、船頭を山で使い、
仙人(そまびと)を海で使うようなことになる。   

日本名言辞典 (1969年)
 徳川幕府の大老職は、この土井利勝に始まる。
文官としての才能を存分に発揮した、徳川幕府の頭脳である。

 船頭を山で、仙人を海。真逆の性質の場所で使うことの愚を、喩えている。

 人を見ぬく事は難しい。ですが、努力次第で見えてくる物が有る物です。
人間のほとんどが捨てるところがない。色々な先達の知恵と、現状の人材で考える。

 堀秀正が、いつも悲しげな顔をしている男の使い道は、葬儀の使者として送った。
先方から、その悲しげな姿に感嘆した為、誠に礼を尽くして頂いたと感謝された逸話がある。

 これは、その男としては無意識的にいつも通り職務を全うしたのだろうけど、
秀正の信頼を高める功績を立てているのだ。魚が水の中に居ることを忘れているように人を使う。
これが達人の人遣いであろう。

 大切なのは、自分が船頭向きと認識しない者を、海へ連れ出す事。それを自然に行う。逆も又然り。
無理矢理就かせると何かと揉める。そこを、その性格に応じて、上手く誘導するコツもあると思う。
キャリアカウンセリングという職業とESマネジメントと叫ばれるようになったのは、時代なのか。
自分の眼力を信じてだけでは、人を上手に使えない頭領が増えてきたのだろうか。

theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 土井利勝 人の使い方 徳川幕府 大老 キャリアカウンセリング ESマネジメント

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