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史学にも精通せよ 佐藤一斎 言志四録より

歴史の学問にも精通すべきである。経書と歴史の関係は、あたかも法律と判決例との関係のようなものである。
さらに推し広めて言えば、なした事柄を書くものは総て歴史と言っても過言ではない。
易経』は天地自然の道理について書き記し、『礼記』は人との交わりについて書き記してある。
これらは歴史と言える。魯の歴史である『春秋』は言うまでもないことだ。


言志四録―座右版
 勢力者・国家の興亡を観察していると易経に通ずる事がよくある。
万古不易という言葉がある。「永久に変わらないこと。いつまでも変わらないさま。」という意味。
そういった法則があっても不思議ではない。自然がこれまで繰り返されてきたように、
不思議ではあるが繰り返される法則性のようなもの。それを書いたのが易経である。

 より、易経を真実味を以て活学するには、歴史の勉強もした方が効果的である。
現代の世情や、政治の衰運は、易経を読めば理解できる。其の次の流れへの一通過点と言う事を。
しかし、それによって将来が見えても、知った風にしているだけでは俗学者である。
将来を見据えて、現状の困窮した人々や状況を打破する手段を講じるのが、生きる活学者の使命である。
その為に、日々考え、答えを導き出し、それが正しい者へと近づける練習をしていく。
思いつきで行動するような軽々しい経世済民などあり得ない。よくよく胆に寝かし、機が熟したら行動に移る。

 何故、幕末期に先覚者があれほど溢れたのか。
其の理由に、この易経の素養があり、将来を予期できた事があると私は考えている。
第二次大戦後、易経の活かし方を教える者、学ぶ者が減って、死学となった時期があった。
当然、未来への指針を示せる人間が減る。だから、将来への不安が積み重なった世の中になるのである。
易経の本分は、易者が占うのが全てではない。易経に記された順番通りに物事が変化していくという法則を学ぶのが神髄である。

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tag : 佐藤一斎 言志四録 人間学 史学 易経

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