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私心を捨てて公正な判断をする 菜根譚より

正しいことと間違ったことが錯綜している様な状況では、
わずかでも正邪をあれこれとこじつけて説明してはいけない。
少しでもこじつけたならば、従うべきか反対すべきかの正しい判断が出来なくなる。
損をするとか得をするとかの問題が絡んだ状況の中では、
その損失や利益をあからさまにしすぎてはいけない。
あからさまにしすぎると、心の本来向かうべきところに偏りが生じてしまう。


清朝本全訳 菜根譚

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終わりを克くするの美を保たん 貞観政要より

最初に、この貞観政要を寄贈下さった、Rinchanさんにお礼を申し上げます。

貞観十六年、太宗が魏徴にたずねた。
「見たところ、近世の帝王のなかには、子孫に位を伝えること十代の長きに及んだ者もあれば、
わずかに一代、二代限りに終わった者もあり、極端な場合は、自ら得た帝位をみずから失ってしまった者もいる。
そんな例を知るにつけても、私は心配でならぬ。
それゆえ、わたしは、まだ十分に人民をいつくしんでいないのではないか、
感情に走ったわがままかってな政治を行っているのではないかと、いつも心を痛めている。
しかし、自分自身のことは自分ではわからぬものだ。
どうか、その点ついて、そなたの腹蔵のない意見を聞かせてほしい。
そなたの言うことなら、どんなことでも、心して守っていきたいと思う」
魏徴が答えた。
「嗜好、喜怒の感情は、賢者も愚者も同じように持っております。
しかし、賢者はそれをうまく押さえて、過度に発散させることはしません。
ところが、愚者はそれを押さえることができず、結局は身の破滅を招くことになるのです。
陛下は、このうえなく深い御聖徳をおもちになり、泰平の世にありながら、
常に危難のときに思いをいたして、身を慎んでおられます。
どうか、このうえは、いっそう自戒につとめられて、有終の美を飾られんことを願いあげます。
さすれば、わが国は、子々孫々にわたって、長く陛下の御聖徳をこうむることになりましょう」


貞観政要 (現代人の古典シリーズ 19)

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【其の他】マンガ王陽明パイロット版

私が参加させて頂いている「マンガ王陽明製作委員会」にて、
企画書に使用する予定のパイロット版が、
葉っぱ前線様の手によって完成致しました!

原作:真説「陽明学」入門―黄金の国の人間学  著・林田 明大 先生  出版社:三五館
作画・キャラクタデザイン:葉っぱ前線 様【サンカンシオン
脚本:儒侠の瓠洲

追記よりマンガを読むことが出来ます。


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安岡正篤先生と神道 安岡正篤 人生の大則より

かく生(あ)れて、かく在り。
かく在ることは自から然(しか)るのであって、人よりすれば偶然であるが、
人は学ぶことによって、偶然が偶然でないことを知る。
すなわち当然であることを知る。
当然であることを知るということは必然を知ることである。

(中略)

三輪には平安時代から山伏が活躍したことでも有名である。
山伏は修験者という。深山幽谷に尋ね入り、苦修錬行して神仏を験証する者の意である。
その開山といわれる役の小角は舒明天皇の御問に対して、
「我が行は他無し。心を明らめ人を救ふの道を以てす」と答えている。
この山獄修験道はやがて苦修と悟道によって天下の太平と万民の豊楽を祈願するものとなり、
それが皇国の危難に際しては破邪の剣を執って護国の行者となった。
三輪山伏もその雄なるものであった。
大己貴神の和魂を奉祀する三輪の大神神社にお詣りするごとに、私は限りない感慨を覚える。


人生の大則―人間学講話

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虚栄心と寡黙 ラ・ロシュフーコー ラ・ロシュフコー箴言集より

虚栄心が喋らせない時人は寡黙になる

ラ・ロシュフコー箴言集 (岩波文庫)

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詭計を非難 ラ・ロシュフーコー ラ・ロシュフコー箴言集より

最も利口な人たちは、自分が何かの大事に際して何か大きな利益のために
詭計を用いることができるように、生涯ずっと詭計を非難するふりをし続ける。


ラ・ロシュフコー箴言集 (岩波文庫)

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思い上がり ラ・ロシュフーコー ラ・ロシュフコー箴言集より

もしわれわれ自身が思いあがっていなければ、
他人の追従がわれわれを毒することはあり得ないだろう。


ラ・ロシュフコー箴言集 (岩波文庫)

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