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誠があれば鬼神も感動 勝海舟 氷川清話より

 今年の七月頃であつたか、あまり久しく飴が降らなかつたから、おれはかういふ歌を詠んで、三囲の神(三囲神社 ・みめぐりじんじゃ 東京都墨田区向島二丁目5-17)へ奉納させたところが、ちやうどどの日雨が降つたよ。実に不思議ではないか。おれの歌も天地を動かし鬼神を哭かしむるほどの妙がある。小野小町や室井其角にも決して負けない。

七月十九日より編めなく暑さ烈しければ読みて奉る 物部 安芳(勝海舟のことである)

三囲の社に続くひわれ田を 神はあはれとみそなはさずや

 歌詞などはまづくつても、誠さへあれば、鬼神は感動するよ。今の世の中は、実にこの誠というものが欠けて居る。政治とか経済とかいつて騒いで居る連中も、真に国家を憂ふるの誠から出たものは少い。多くは私の利益や、名誉を求めるためだ。世間のものは勝の老いぼれめがといつて嘲るか知らないが、実際おれは国家の前途を憂へるよ。


氷川清話 (講談社学術文庫)

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theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 人間学 生き方 勝海舟 氷川清話 誠があれば鬼神も感動 三囲神社 雨乞 稲荷 荼枳尼天 ダキニテン

古書をよんでゐるヨ 勝海舟 氷川清話

 おれのところへは、幇間(たいこもち)や、遊人(一定の職業がなくて、遊んでいる人や遊女)や、芸人が沢山やつて来るヨ。芸人などは、無心で熟練した結果、一道の悟りを得たものが多い。しかし自分では、その事を覚えないけれども、おれがそれを推察して説明して聞かすると、彼らはいづれも驚いて、おれをひどく炯眼(真偽・本質を見抜く鋭い眼力。また、眼力が備わっていること。)だといふヨ。
 近頃の人は、みな自分でえらがり、論議ばかりしてうるさくて仕方がない。それゑ、理屈を書いたものを読むと肝癪に障る(頭に来る)から、ただ人情本や、古書など読んでゐるヨ。いつか作つた文がある。

先哲の書を見る詞

元和偃武以来国内の趨勢漸く文化に向ひ、豪傑英俊の士等文学に従事す。元禄前後に到りて、殊に傑出の輩不少。或は経綸の才識を具備せし者、或は高踏超凡なる者、或は往昔の古調を修むる者、或は印度の古義を明解する者、其他みな不撓の精神を以て、其道を自得し、有為の学者たるは不恥。我が殊に賞賛する数輩、今にしてその人不可見といへども、其の手沢の存する者あるを以て、憂鬱無聊の時に於いて展覧、古人の境遇如何を追懐すれば、不言中胸懐の快然たるを覚する也。


氷川清話 (講談社学術文庫)

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theme : 文明・文化&思想
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tag : 勝海舟 古書を読んでゐるヨ 氷川清話

改革は公平に 勝海舟 氷川清話より

 行政改革といふことは、よく気を付けないと弱い物いぢめになるヨ。おれの知つている小役人の中にも、これまでずいぶんひどい目に遭つたものもある。全体、改革といふことは、公平でなくてはいけない。そして大きい者からはじめて、小さいものを後にするがよいヨ。言い換へれば、改革者が一番に改革するのサ。松平中守が、田沼時代の疲弊を改革したのも、実践躬行をやつて、下の者を率ゐてゐたから、あの通りうまく出来たのサ。

明治二十六年の談話。「松平越中守」は、寛政改革の老中松平定信。


氷川清話 (講談社学術文庫)

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tag : 勝海舟 氷川清話 改革は公平に

幸と福 安岡正篤 安岡正篤一日一言より

 「さいわい」にも)と二字ある。学問的にいうと、「」というのはいの原因が自分の中にない、偶然的な、他より与えられたにすぎないいをという。たまたまいい家庭に生まれたとか、思いがけがなくうまいめぐり合わせにぶつかったとかいう、これは。これは当てにならない。
 そうではなくて原因を自己の中に有する、即ち自分の苦心、自分の努力によってかち得たる幸いを「」という。という字がそれをよくあらわしておる。示偏というのは、神さまのことだ。示というんは上から光がさしている、神の光、叡智の光を表す。旁は「収穫を積み重ねた」という文字だ。農家でいうならば俵を積み上げるという文字。神の前に蓄積されたるものが「」である。

安岡正篤一日一言―心を養い、生を養う

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theme : 文明・文化&思想
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tag : 人間学 安岡正篤 一日一言 意味

熱血漢 安岡正篤 安岡正篤一日一言より

 幕末・明治の青年達には先輩に学ぼうという熱意があった。先輩達もそういう青年を非常に愛し、薫陶した。現代の様に軽薄青年と無志操な老人が相寄ったところで、新時代の建設など出来るはずもない。

安岡正篤一日一言―心を養い、生を養う

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tag : 人間学 安岡正篤 熱血漢 生き方

天下諸民皆百姓なり・・・ 未詳 遠野唐丹寝物語より

天下諸民皆百姓なり。其命を養ふ故に農民ばかりを百姓と云ふなり。汝等も百姓に養はるるなり。

代官と百姓が百姓一揆のことで口論したとき、代官が、「百姓の分際として上を恐れない過言の不届者」といって、叱りつけたのに対して、百姓どもは、からから打ち笑い、「お前等が、百姓の分際などといって、おれたちを軽蔑するのは、心得ちがいである。百姓のいうことをよく聞くがよい。士・農・工・商をはじめとして、天下の遊民は、みな、源平藤橘の四姓を離れることがない。天下は、かれら諸民のいのちを養うから、農民だけを特に百姓というのである。お前等代官も、、百姓に養われる身分なのである。この道理を知らないで、百姓などと言って罵るのは、不届き至極だ。」と、やり返している。


東西名言辞典 (1969年)

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tag : 天下諸民皆百姓なり。其命を養ふ故に農民ばかりを百姓 遠野唐丹寝物語 百姓一揆 代官

国家多端にして・・・ 西郷隆盛 西郷南州遺訓より

国家多端にして財用の足らざるを苦しむとも、租税の定制を確守し、上を損じて下を虐げぬものなり。

租税を軽くして人民の生活を豊かにすることが、国力を養成する最善の方法である。
だから、たとえ国家の事情が内外ともに多端であって、財政が不足していても、
租税を重くしたりせず、課税の定則を守り、むしろ、上位の政治家、役人、又は、
実業家などに損失を与えても、下々の一般人民をしいたげたりしてはならぬ。


東西名言辞典 (1969年)

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tag : 西郷隆盛 国家多端にして財用の足らざるを苦しむとも 租税の定制を確守し 上を損じて下を虐げぬものなり 西郷南州遺訓

五善 安岡正篤 安岡正篤一日一言より

人として常に何が善かを問い、
親しい仲を問い、
礼儀を尽くすことを問い、
政治の要を問い、
患難を問う。
(左伝・襄公)

これ実に人間味豊かな五善である。


安岡正篤一日一言―心を養い、生を養う

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tag : 人間学 安岡正篤 安岡正篤一日一言 五善 生き方 心得

五美 安岡正篤 安岡正篤一日一言より

人を恵んで厭味(いやみ)なく、
労して怨みず、
欲して貪(むさぼ)らず、
泰(ゆた)かで驕らず、
威あって猛からず  と。
(論語・堯日)
人は誠にかくありたいものである。


安岡正篤一日一言―心を養い、生を養う

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tag : 人間学 生き方 安岡正篤 五美 美しさ

人のご縁と祖先の繋がり

 私は今までに不思議な体験を何度となくしてきた。
幼い頃に一晩で大量の口内のできものができて、家族が祖先の墓参りをしてくれた翌日、完治していた。
何度も人生の節目に、私の進路に大切な助言をしてくれる人物が現れて、何故かその人は数年以内に亡くなってしまう。
普段から真田神社へお参りを欠かさなかったが、何の地図も持たずに真田町をドライブしていると、導かれる様に長谷寺にたどり着き、そこに敬愛する真田昌幸公の墓所がありお参りすることが出来たり。
場所は言えないが、その神社と稲荷神社をお参りすると、人生が動き出す場所。

 科学では証明できない世界を存在すると思う様な経験を度々してきた。
しかし、それに片寄ることはなく、オールマイティというと変だが、のめり込むことはしなかった。
ただ、感謝の念と、それを忘れないことはおこたらなかった。

 ブログにも書いた様に、祖母の十三回忌や、様々な行きつけの霊場の参拝をすませた。
まぁ、普段どおりの行いであり、いつものことである。恩人の仏前参りは初であったが…。

 東京へ戻る。思わぬ再会、其れに新たなる出会いを果たした。
その詳細は省くとして、私の昔からのに関わる人物とである。
自分が何者か自覚したことで、相手の存在が意味を持つ、そういう人物だ。

 その巡り合わせをさせた力が働いた様に、私には思えてならない。
そして、この出会いは、自分の功名心や、功利活動に利用してはならないと身が引き締まる思いだった。
相手がその場にいる意味と理由。きっとそれはある。真意は天のみぞ識る。

 それを見つける事が、今あらためて与えられた使命なのかも知れない。
恐らく、俗な理由の為ではないはずだ。高尚な、尊い理由があるはずなのだ。
私の周りに尊敬する人物が多く存在するのは、天の巡り合わせであろうし、これから私が果たす役割も存在してもおかしくはない。

 祖先から受け継ぐ血筋の、現代に於ける私の役割が、そろそろ明確になろうとしているのかもしれない。

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tag : 出会い 先祖 宿命 運命 天命 血筋 現世の存在理由 役割

やれることをやっても後悔は残るのが人情と分かりました。

 ここ数日、色々な人間に会い、様々な話を聞き。
そして、周囲では、自分の手の届かないところで様々な事が起こって。

 昨日、一昨日、真田神社、招魂社に参じ大祓詞を奏上し、
一昨日はようやく故人である大恩ある恩人の仏前にて経を上げさせて頂き、これまでの報告を済ませ、
自分の高ぶっている精神を落ち着けようと、様々なことに時間を使いました。

 メインが祖母の十三回忌であったのですが、お坊様と出来る範囲で経を声を合わせ読むことで、
私に出来る最大限の供養をしたつもりです。しかし、胸の動揺は間違いなく無くならないのです。

 本日の朝、故郷の自宅の懐かしい縁側で座禅を組み、鳥の鳴き声を聞きながら、風に吹かれるまま心を休ませて、ようやく落ち着くことが出来ました。

 自分の中での、神性、仏性、心性、天性、そして結果としての現実。
この思い込みを覆された経験が初めてで、戸惑っていたようです。
しかし、結論は出ないなりに、自分の精神を通常に戻すことが出来ました。

 こういうことは、時間がかかるものなんですね。

 今後、「天は、何かを成し遂げる人物には試練を与える」という教訓を、軽々しく口にすることができなくなりました。
偉そうな事を言って、結果的に人を救うことが出来なかった。
今の私は、三流儒者と名乗り、聞いて呆れるザマです。

tag : 人生経験 苦難 動揺 解決できない

風邪と小さな希望

現在、上田にて療養中です。

祖母の十三回忌は滞りなく済ませることができました。
それから、信濃六銭会メンバーとの顔合わせもすることができました。

倉庫の整理をする中で七年前に使用した水彩色鉛筆と、イラストの参考書が見つかりました。

今これを必要としているであろう若い才能に託したかったので、近所の母子寮へ寄付をしに行きました。

そこにはコンクールで特選をとる程の小学校がいるらしく、持って行った甲斐がありました。

職員の方が、きっと本人が絵はがきを送りたいと言うと思うのでと言うことで住所を聞かれました。

題材は彼女の一番得意な素材を描いて欲しいと言伝を頼みました。

楽しみが一つ増えました。
10年後、新たな画聖の誕生となってくれると良いな…

四教使 瓠洲 上田へ戻ります

 昨日、友人の弟の病の平癒を寺社・神社で祈祷してきました。
そして本日、その手術の日。始発で向かい、手術に立ち会います。
その後、地元の上田へ戻り、日曜日は祖母の十三回忌法要。
読み慣れた教典で先祖の御霊を鎮撫と感謝の念を顕して参りたいと思います。

 こうなってくると、宗派を超えて、節操がありませんが、四教使の立場で頑張ります。
儒教仏教道教神道・人の命運、人の道を司る四教。恭しく大切にしたいです。
故人との約束、志を受け継ぐの為に、心を洗うつもりで週末を過ごして参ります。

 また、日曜日に帰りますので、皆様宜しくお願い致します。

theme : 文明・文化&思想
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tag : 上田市 儒教 仏教 道教 神道 十三回忌 病平癒 祈祷 先祖供養 教典

人に頼るな 佐藤一斎 言志四録より

学問に志す者は、自分の力に頼るべきであって、他人の助けをかり、他人の力によって物事をなそうとしてはけない。『淮南子』に「火を他人に乞い求めるよりは、自分で火打ち石によって火をおこした方がよい。また、人に水をくんでもらうよりは、自分で井戸を掘って水を汲む方がましである」と言っているが、これは他人を頼ることなく自己に頼れといったものでる。

言志四録―座右版

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tag : 佐藤一斎 言志四録 人間学

二つの手紙 安岡正篤 照心語録より

 細井平洲の上杉鷹山に宛てた手紙の中に、学者を語って面白い一文がある。
「世の中に払底なる(底を払って空しい)者と申し候は、学術志行兼備と申す人に御座候。
何れの国にも学者学者風にて、書に対し候時は学者に御座候。
人に対し候時は世人に御座候」と。
書に対する時だけで、他の時は俗人というのでは、ひとを感化・指導することなど思いもよらぬ。

 平洲はよく"生え抜きの人間"ということを説く。折角人間に生まれながら、
多くは成長するにつれて退化・歪曲・分裂して、却って非人間的な方へ逸れてゆく。
しかし我々は成長すればするほど大木が一貫して伸びゆくように、"生え抜きの人間"にならねばならぬ。
それが人間を造るということだ。


照心語録

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tag : 生き方 安岡正篤 照心語録 細井平洲 学者 偽者 本物

【「旦那」と「俗物」の違い】まほろばの泉さんの一節に感慨深い思いが

 当サイトからリンクを張らせて頂いている、まほろばの泉さん
旦那若衆というがあり、なんとも感慨深い物が有った。
以下引用である、できればリンクから全文読んで貰いたい。

ともあれ、人の金には無駄が多い。
接待の相伴、割り勘の居酒屋、大勢で繰り出すキャバクラ。帰った後のテーブルは散乱し、グラスには半分ほどの酒が余されている。公務員でも警察官と教員の宴会は署長や校長が逃げ出すくらい騒然となるらしい。

近頃は議員の後援者も其の類だという。その金の種類は政党交付金の会議費に振り分けられているものもあるようだか、ついぞ議員も旦那にはなれない。
それにしても野暮でホドのない連中が多くなった。

果たして、貰い慣れることと、たまには不特定の若衆に喜捨をすることでは、他人を思い量ることについて天地の開きがある。


 「旦那」という通俗語には「」と「」が込められている。良い言葉ではないか。
旦那は紳士とは違うが、格好良さがある風格のある人物像だ。
紳士と呼ばれるのも悪くないが、旦那と一人前に認めて貰える様になりたいものである。

 警察官と教員の宴会は騒然となるらしいというのは、最近の犯罪を犯す職業でよく聞かれるものではないか。
それだけ、その内心は狂気に満ちているのかも知れない。苦しい仕事でもあるのだろう。
しかし、旦那になれる様な飲みっぷりではないのだろう。

 中国の古典で・・・韓非子だったか、人を見極めるのに「酒の飲み方」で量るというのがあったが、
そのチェックでは最近はだらしなくなっているのだろう。

 私は、「旦那の道」、「」、「」を守って、旦那になれる様に年をとりたい。
ちなみに、酒で記憶を無くしたり、周囲の世話になった事は一度もないので、自分の面倒は大丈夫。
後は、若衆の面倒のみかただ・・・。

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tag : 旦那 若衆 俗物

人物を棄遺せざるの要術 吉田松陰 「福堂策」より

人賢愚ありと雖も、各々一二の才能なきはなし、湊合(そうごう)して大成する時は必ず全備する所あらん。是れ亦年来人をして実験する所なり。人物を棄遺せざるの要術、是れより外(ほか)復(ま)たあることなし。

人には賢い人、愚かな人がいるとはいえ、それぞれ一つや二つの才能がないという人はいない。それらを総合してまとめれば、必ず完璧に近い人物となるであろう。これは私が数年来実際に人を教えてみて、経験してきたものである。絶対に人を見捨てないという手段は、これより他にはない。


吉田松陰名語録―人間を磨く百三十の名言

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tag : 吉田松陰 人間学 福堂策 人物を棄遺せざるの要術

情報と文献 安岡正篤 照心語録より

 時局が複雑になるほど、情報は氾濫する。しかしそれをいくら詳しく集めたところで、それだけで、時局に対する決定的見識は立たない。寧(むし)ろ害になることが多い。大切な事は過去の歴史が訓(おし)える真理・教訓に参ずることだ。かくして初めて情報も活用することができる。

 歴史的文献は単なる記録ではない。献は賢であって、文章を通ずる人間の事を言う。だから記録と人物とが揃って真の文献だ。世人の多くは文を調べて献にまでにまで入らぬが、現実が複雑・広範になるほど真の文献、つまり歴史と人物とに深く沈潜することが必要だ。


照心語録

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tag : 情報と文献 安岡正篤 眼力 氾濫

歴史哲学と宗教 安岡正篤 照心語録

 歴史哲学からみれば、その時代の為政者が指導力と責任を喪失し、民衆も不安動揺を来すと、必ず何らかの宗教が流行する。末法の衆生は現実を乗り切ってゆくだけの生命力・生活力がなく、情緒的に現実を解脱させてくれるいわゆる宗教的なものを欲するからだ。戦後の哲学・道徳の不振に比して宗教的なるものが盛行したのもこれである。

照心語録

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tag : 人間学 安岡正篤 照心語録 歴史哲学と宗教 末法

儒教の真骨頂 安岡正篤 照心語録より

儒教の真骨頂はあくまで現実に徹してゆく点にある。理想を内にこめ、その時代・社会・人間に対して高い見識・情熱を抱く点にある。この見識・信念・情熱なくして、ともに儒教を論ずることはできない。

照心語録

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tag : 人間学 儒学 安岡正篤 儒学の真骨頂

博学と雑学 安岡正篤 照心語録より

 世人は多く博学と雑学とを混同する。数多の書を読み、その間に何らの脈絡の無い知識を豊富に持ったところで、それは要するに雑学である。博学とは一つの根源(緒)から脈絡・順序を追って学的・人間的成長を遂げることをいう。だから論語一巻から初めて儒仏道に通じ、東洋文化というものを究めることもできる

照心語録

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tag : 人間学 安岡正篤 博学と雑学 照心語録

自らに厳しすぎず、滑らかすぎずに 菜根譚より

 君子、厳なること介石の如くにして、其の親しみ難きを畏れしめば、明珠を以て怪物と為して、剣を按(お)くの心を起こさざること鮮(すく)なし。
 小人、滑らかなること脂膏(しこう)の如くにして、其の合わせ易きを喜ばしめば、毒セキを以て甘飴と為して、指を染むるの欲を縦(ほしいまま)にせざること鮮なし。

 立派な人間が、大石のように節気を守ることに厳しすぎ、その容易に親しみ難いことを恐れさせたならば、往々にして、美しい珠を得体の知れないものと見なし、剣に手を置いて油断なく身構えるような殺伐とした心を起こさせることになってしまう。
 つまらない人間が、人付き合いが油のように滑らかで、その付き合いやすさを喜ばせるようにしたならば、往々にして、毒虫の害を甘い飴と勘違いし、これを嘗めるために指を自由に差し入れるような、危険なことをさせてしまう。


清朝本全訳 菜根譚

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tag : 菜根譚 自らに厳しすぎず、滑らかすぎずに

君子の徳性 菜根譚より

士君子は貧なれば、物を済(すく)うこと能(あた)わざる者なり。人の痴迷(ちめい)の処に遭わば、一言を出して之を提醒(ていせい)し、人の急難の処に遇(あ)わば、一言を出して之を解救す(かいきゅう)。亦(ま)た是れ無量の功徳なり。

訳:立派な人というものは、とかく貧乏であるから、人を物質的な面で救うことはできない。しかし、愚かで迷っている人に会うと、ちょっと言葉を掛けてその迷いから呼び覚ましてやり、また危難に苦しんでいる人に会うとちょっと言葉を掛けてその苦しみから救ってやる。またこれも、立派な人が持っている計り知れないほど優れた徳性である。

清朝本全訳 菜根譚

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tag : 菜根譚 君子の徳性

【言葉の力】古人の心を己に宿す行為

 自分の発する言葉には、周囲への影響を与え、自分の死後語り継がれる事もある。書に著すのも同様。
それを受ける他者は、その人となりを察して、その人物を知る。

 その言葉が滅せぬ限りは、その人物が死んではいないと私は思っている。
私の思う本当の死とは、人々に忘れ去られたときが本当の死。
彼らを思い出す人間が居る限りは死にはしない。そして、その中から志を受け継ぐ者が居る。

 *歴史を学ぶ、古典を学ぶ

 *活かす、活学する、実践する

 この二つの事象は、古人の供養、そして、古人の魂が己に宿る行為では無いだろうか。

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tag : 人間学 生き方 古人の志を己に宿す 名言 言葉の力

【NHKスペシャル・しのびよる貧困 子どもを救えるか】今後の教育体制

NHKスペシャル セーフティーネット・クライシス vol.3 しのびよる貧困 子どもを救えるか

 詳細は番組のHPをご覧下さい。
昔日本が、発展途上国に行っていた行為が、今度は受ける行為になった現実。
これを大袈裟と捉える方は、それは良い。私が心配性なだけなのだろう。

 国の営む学校組織が無償化するという案もあるだろう。しかし、この財源でどのように行うのか。
そして、それ自体では保護者の生活が良くなり、必要な栄養分と愛情を受けることが出来る部分は
何の解決にもなっていない。親が貧困では、子もその生活を余儀なくされる。

 この状況をどこかで聞いたことがあると思ったら、戦後日本の疎開や寺社へ預けられた子供達の話である。
私は長野県の出身だから善光寺の宿坊についての歴史を少し知っている。
身の振り方を選べなかった子供達は、そこで働きながら生きる道を選んだ者も居る。

 行政運営の教育機関、私立の教育機関ともう一つの選択肢も探る時代ではないだろうか。
キリスト教、仏教では知る限り子弟を教育する、教育機関を持っていた。
ただ、それは聖職者を育てる目的の上に成り立っている。
しかし、時代は聖職者を望まずとも学習と生活が困難な「将来の大切な種である子供達」が居るのである。

 なぜ、NPOの私立教育機関を飛躍して宗教に行き着いたかというと、それだけの資金源が無く、子供の生活支援まで行おうとすると行政への金銭的負担が増す。つまり、金のない国家からさらに金を頂かなくてはならない。それでは解決とは言わず、委託運営でしかない。しかし、宗教法人は、税制も優遇され、独自にお金を集める力を持っている。そこが、NPOには無い。

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tag : 貧困の時代 子供達の飢餓 日本国民の認識 宗教教育機関の再設立

【中川昭一氏の死去】各所から悼む声が・・・しかし、私たちは生きている

 故人・中川昭一氏は、残念ながら死去されてしまった。
これを、マスコミの過剰な彼への冒涜行為に因る心労の結果とする声が多い。
そして、彼の功績をたたえ、日本を思う日本人を失ったと悲しむ。

 自民党は、既に官僚主導、古く続く時代を引き継ぐ政党として叩かれている。
こうなってしまうと、民主党がどのような失策をしても、もはや政権奪取の為の国民の支持は難しくなる。

 中川氏のことは、人間として悼むべき事であった。

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theme : 報道・マスコミ
genre : 政治・経済

tag : 日本に不足する物 賢人 衆知の政治力向上 専門家と賢人の違い

万山重からず君恩重し。・・・ 大石良雄(内蔵助)

万山重からず君恩重し。一髪軽からずわが命軽し
(彼が小刀の銘として彫っていた言葉という)

大石 良雄(おおいし よしお/よしたか)は、播磨国赤穂藩の筆頭家老。元禄赤穂事件で名を上げ、これを題材とした忠臣蔵で有名になった。内蔵助(くらのすけ 内藏助)は通称であり、内蔵寮の次官のことである。諱は良雄。本姓は藤原氏。家紋は右二ツ巴。


東西名言辞典 (1969年)

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tag : 大石 良雄 内藏助 万山重からず君恩重し。一髪軽からずわが命軽し 元禄 忠臣蔵 生き方

海と大気とは何人にも共有である エリザベス1世(グロリアーナ)

海と大気とは何人にも共有である

エリザベス1世(Elizabeth I, ユリウス暦1533年9月7日 - グレゴリオ暦1603年3月24日)、イングランドとアイルランドの女王(在位:1558年 - 1603年)。テューダー朝最後(第6代)の女王。当時弱小国家であったイングランドの独立を維持し、「よき女王エリザベス」と慕われたが一方でカトリックを迫害した。別名グロリアーナ(Gloriana、「栄光あるもの」の意)。


東西名言辞典 (1969年)

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tag : エリザベス1世 グロリアーナ 海と大気とは何人にも共有である 制海権 酸素税

 「私の取って今日の五分間は・・・」 ラルフ・ワルド・エマーソン

私に取って今日の五分間は、未来一千年間における毎日の五分間と同じ価値がある

ラルフ・ワルド・エマーソン(Ralph Waldo Emerson、1803年5月25日 - 1882年4月27日)は、アメリカ合衆国の思想家、哲学者、作家、詩人、エッセイスト。


東西名言辞典 (1969年)

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tag : 一千年 五分 時間の価値観 ラルフ・ワルド・エマーソン Ralph Waldo Emerson

「汝もし善人たらんと欲せば、自ら悪人たることを信ぜよ」 エピクトテス

汝もし善人たらんと欲せば、自ら悪人たることを信ぜよ

エピクテトス(Επίκτητος, 55年 - 138年)は、古代ギリシアのストア派の哲学者。

東西名言辞典 (1969年)

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tag : 人間学 心得 エピクトテス ギリシャ 哲学

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