スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

終わりを克くするの美を保たん 貞観政要より

最初に、この貞観政要を寄贈下さった、Rinchanさんにお礼を申し上げます。

貞観十六年、太宗が魏徴にたずねた。
「見たところ、近世の帝王のなかには、子孫に位を伝えること十代の長きに及んだ者もあれば、
わずかに一代、二代限りに終わった者もあり、極端な場合は、自ら得た帝位をみずから失ってしまった者もいる。
そんな例を知るにつけても、私は心配でならぬ。
それゆえ、わたしは、まだ十分に人民をいつくしんでいないのではないか、
感情に走ったわがままかってな政治を行っているのではないかと、いつも心を痛めている。
しかし、自分自身のことは自分ではわからぬものだ。
どうか、その点ついて、そなたの腹蔵のない意見を聞かせてほしい。
そなたの言うことなら、どんなことでも、心して守っていきたいと思う」
魏徴が答えた。
「嗜好、喜怒の感情は、賢者も愚者も同じように持っております。
しかし、賢者はそれをうまく押さえて、過度に発散させることはしません。
ところが、愚者はそれを押さえることができず、結局は身の破滅を招くことになるのです。
陛下は、このうえなく深い御聖徳をおもちになり、泰平の世にありながら、
常に危難のときに思いをいたして、身を慎んでおられます。
どうか、このうえは、いっそう自戒につとめられて、有終の美を飾られんことを願いあげます。
さすれば、わが国は、子々孫々にわたって、長く陛下の御聖徳をこうむることになりましょう」


貞観政要 (現代人の古典シリーズ 19)

続き(解説)を読む...

スポンサーサイト

theme : 文明・文化&思想
genre : 学問・文化・芸術

tag : 終わりを克くするの美を保たん 貞観政要

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリー
荒野の一匹羊の会
心は狼にまではなれないけど 一人雄々しく高野に佇む一匹羊の魂。 決して群れに留まることを良しとせず 己の未来を見据える。 そんなクリエィター魂を持つ人間の異業種交流会。

ブログランキング
関連するブログを検索できるランキング参加中です。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 儒教・儒学へ
 

最新コメント
縁尋機妙 多逢聖因
此のサイトが誰向けサイトなのか識別不可能なリンク集ですが、みんな私の琴線に触れたサイトです。闇サイトは一切御座いませんので安心してクリックして下さい。(笑)
タグランキング30
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。